慢性副鼻腔炎でお悩みの方
意外と多いんですよね。
当院にお越しいただいているお子様
慢性副鼻腔炎でお悩みの方がいらしてまして。
先日完解に至りました。
まず慢性副鼻腔炎は何で起こるのか?
なのですが、大半はカビ。これが一番多いです。
その次にカンジタですが、
インフルエンザや肺炎球菌、モラクセラ・カタラーリス菌、ブドウ球菌が原因となる場合も結構あります。
ただし、インフルエンザや肺炎球菌、モラクセラ・カタラーリス菌、ブドウ球菌が原因となる場合は、感染後爆発的に増殖しますので、どちらかと言うと急性副鼻腔炎に
該当するケースが多いので、今回は除外とさせていただきます。(急性副鼻腔炎は病院での治療が一番です。ここを参考にしてください。)※あと虫歯もありえますので、虫歯が原因の場合は歯科医で治療を行ってもらってからになります。
※耳の中に炎症があった場合(スコープで見させていただいて)耳鼻科に行ってもらう事もあります。)
カビやカンジタなんですが、爆発的に増殖せずにそのまま居続けている場合
これが慢性になるのですが、
慢性の期間が長いと、内面から改善しないとダメなケースがあります。
ですが、まず簡単にできる方法です。
アロマを使う
使用するアロマですが、ディフューザーを使い、
・ティーツリー
・ウッド系
・ペパーミント
・ユーカリラディアータ
ここら辺が良いと思います。
使用するのは必ず精油です。
できるだけ混ぜ物はないものを使ってください。(精製水希釈はありです)
試用期間は1週間程度
この1週間で改善の兆候が見られない場合は、別の物を試してください。
ただし、これらの精油は小さなお子様が使用する場合、
パッチテストを行う事をお勧めいたします。
(ディフューザーに落としてから、その水でパッチテストをするのが良いです。)
精油をそのままでパッチテストをするとかぶれる人がいらっしゃるので。
これで改善しなかった場合は、上顎洞・顎関節、鼻骨、蝶形骨・側頭骨
に可動の問題がないか?調べます。
可動に問題があった場合は調整
ただし、連動して頬骨も調整する事が多いのですが、
副鼻腔炎の状態がどこまで進行しているか?を見極めないで行うと、鼻が詰まって取れなくなる可能性もありますので、
気をつけたいところです。
調整後に適応する精油をもう一度使ってもらいます。
これでも改善しないという人がいらっしゃるのですが、
改善しなかった場合は、身体の内側から改善する形になります為、
長期間に立って改善を図る形になります。
身体の内側からなので、まずはクエン酸回路がしっかりとまわっているかどうか?
ここから入ります。
クエン酸回路が回っていることが確認されれば、
あとは他の回路が回っているかどうか?です。
ただし、自然療法を用いて補充をしてみたけど、なかなかという頑固な物も多いです。
頑固な物は、消化、吸収、分解どこかに問題がある可能性がありますので、
それを調べます。
その中で多いのが、胃、腸の問題なのですが、小さなお子様だと
なかなか改善を促す食材を取ってくれないケースが多いのです。
使う食材は、キャベツ、ブロッコリー、トマト
大体この3つです。
大人の場合はもう少し絞り込んでミネラル補充を行ったりする必要性があるのですが、
子供の場合は、それほど重要視するケースは少ないです。
ただし、チックや発達障害系の疾患を併発しているお子様は、補充が必要になり、短期間で反応を出すことは難しいとお考えいただければと思います。(重金属が関連している場合はかなり難しくなります)
(まれにうまく行っちゃうケースもありますが。。。。)
胃腸の問題は、大人の場合は、キャベツの場合は大体1日1玉(しぼり汁を使うのがいいのですが、これが激マズなので)
ブロッコリーは一株、トマトは大玉3つくらいは必要になる事が多いです。
なかなか治らない慢性副鼻腔炎。
抗生物質を使用してもダメ、病院での治療をしたけどダメって方、
参考の一つとしてとらえていただければと思います。