先週の日曜に建築士との数回目の打ち合わせがあった。

オフィスは小田急線の駅から15分ほど歩かなければならない場所にあり、ついこの前まで厚着の格好で寒々しい商店街を歩いていたと思えばシャツ一枚で汗ばむ陽気。


思えば建築士と初めての出会いが1/25武蔵境駅にある武蔵野プレイスでの狭小住宅セミナー。


祖母から授かった土地は敷地が狭いという難点があったためこれを上手く活用すべく妻がインスタで発見したのがこのセミナーの投稿だった。


8つの工事事例のスライドを見ながら課題点と解消方法を説明。

終わった時には夫婦して僅か12坪でも無数の可能性がある事を確信。

その場で一度事務所でラフプランの相談をしてもらう約束を取り付けた日が2/6


この他同じく狭小を得意としている別の建築士と大手ハウスメーカー合計3社にラフプランと見積もりを出してもらっていた。


自分の本命としてはこちらの狭小の巨匠と言われる建築士(セミナー参加したとこじゃない方)

陽気な人柄と施主の趣味に寄り添った案を出してくれる点で身の丈に合った家が建てられると感じたのだ。

僅か4坪の土地にも家を建てたという経験を持っている。

男性なら子供の頃を思い出してもらうと想像しやすいと思う。秘密基地のような物を大人になってそのまま建ててしまうような、そんなロマンをこの先生には感じるのだ。この先生の笑顔には何か子供の頃に砂場で友達と笑い合ったあの笑顔を彷彿させる。

無論大人になればお金という現実的な問題も付きまとうが室内壁の塗装をセルフにしコストを抑えるなどと金銭面の気配りもちゃんと忘れていない。

何しろ「家づくりは祭りだ」と公言しているので面白い事になりそうだなと。

内装に入ると毎週土日は家族で室内の塗装作業。これが大凡2ヶ月続くらしい。

うちの場合は夫婦での思い出作業になるのかなと。

筋肉痛になりながら月曜が始まるのも面白いじゃないかと想像したりするも、、

結局は水回りを巡る間取りの問題で夫婦して行き詰まり後ろ髪を引かれる思いで断念、、


悔しいので久保先生に関する記事を貼っておきます。

設計工房 久保宗一



2/20相談が進行中の建築士事務所(セミナーの方)へお願いしていたラフプランを見に行った。

結果、デザイン的には別格と言って良いほどカッコ良いオシャレな3D図面が出来上がっていた。


大型モニター上の玄関から家の中へ進入、2階へ上がると青空を切り取ったような三角形の切り込みのバルコニーが現れる。これが自分的にはかなりツボだった。


自分達が本当にこんなオシャレ空間に住めるのかと想像し夢のような心地でこの図面を夫婦で奪い合い眺める毎日だった。が、

にわかに妻の心境に陰りが見え始める。


「空しか見えない...」


プライベートが守られた空間という事で高い位置にしか窓がないのだ。

比重がデザイン性に大きく傾いているため非生活感と多少の圧迫感を感じるという妻の意見はどこにでもあるような賃貸アパート暮らしをしてきた自分たちには十分理解できた。


それだけにこの図面のオシャレな家に住みたいという強い気持ちと妻の意見との長い葛藤が始まった。


3/12に契約という段取りになっている。

妻の気持ちもわかりつつも一応は夫婦で意見が割れている状態。

契約前日になってもまだ気持ちが悶々としていた。

そんな時思い出したのが久保先生のあの笑顔だった。

今ならまだ間に合う

ふと妻に「やっぱり久保さんの方がうちらっぽいんじゃない?」とけしかけるも間取りの問題(トイレ・洗面が一体はNG)は絶対的であるらしい。

そりゃそうだ、これからずっと生活していく家だからそこは正直に行った方が良い。

ラフプランで全てが決まるわけではないという事で意見がまとまり3/12契約する方向で話が落ち着いた。