あろひろし観察記

あろひろし観察記

嫁から見た漫画家・あろひろしの観察記です。

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「妖こそ!うつつの分校」(あろひろし作)全3巻

「よめ×ヨメかなたさん」(あろひろし作)全3巻 

「ボクの社長サマ」(あろひろし作)全6巻 


(一部に)大好評大絶賛発売中です!


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嫁から見た漫画家・あろひろしの観察記です。

基本的には、あろが何をしていたかを観察して記録しています。

その他、あろひろしについての最新情報を得たい方はこちら にどうぞ。

(モバイルには対応していません。パソコンからご覧ください)


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あろさんの時間感覚は異常です。もんのすごいのんびりしています。
と言えば穏やかですが、現実としては非常に困ります…。
あろさんも自分の時間感覚が異常だと自覚はしているようですが、「どう」異常なのかは自覚していません。原因を自覚してたら直ると思いますしね…。

例えば、わたしは平日は仕事に行っているので、お役所の用事などはできません。
なので、あろさんに「これの件で、お役所に電話しておいて」と頼みます。
すると、「わかった。電話する気力をためるのに3日…1週間待って」と平気で返ってきます。
…アホですか。そんなに待てません。そんなら、お昼休みにでも自分で電話します。

というように、とにかくお返事が遅い。他のことでも困るけど(起床時間や就寝時間など、生活時間がずれるのは、合わせるのがたいへんです)、何より困るのがお仕事の時間感覚です。
基本的には、わたしがあろさんの仕事量を把握して、「○◯はいつできる?」「◇◇はいつ頃になりそう?」と聞いて、予定を組んでいきます。
それについて、あろさんに「◇◇?サッパリわからん!」と断言されると、庭に埋めたくなるんですけど駄目ですか。

いいかーよく聞けー!今わたしが組んでる予定はあろさんの仕事じゃー!仕事をやる本人のあろさんが「わからん!」で、わたしが分かるわけなかろー!わたしが描くんじゃないんだよおおお!わたしが先に予定を組んだところで、守らないくせにいいい!
(なので、一度は本人に「◯月◯日には出来ると思う」というのを、言わせます。自覚してもらうために)

あろさんと暮らすようになって10年以上、そのうち一番困っているのがあろさんの時間感覚と受け身の性格ですね。
わたしが「えっ、それは◆◆したらいいじゃん」とひと言で済ませることを、あろさんは「うーんうーんどうしよう」などと悩むので。

特に、相手先のいる仕事はマジやばい。
フルタイム勤務のわたしは土日くらいしかまとまった時間は取れないので、結果として連絡がずれ込んでしまう。あろさんにキッチリお返事しておいてね、なんてのは望めない。
本当に関係各所には、ご迷惑をかけっぱなしで申し訳ない。本気で何とかしたい。
(と、わたしはどうにか円滑に進めていく方法を考えるが、たぶんあろさんは考えてない)

しかも、わたしがあろさんの仕事の予定組みとか相手先との交渉とか事務方をやってて、あろさんからのお給料はゼロですからね…。
わたしがやってるのは全部ボランティアなんですよ…。
(ここで、「でも大黒柱で稼いでるのはあろさんだろ?」と思ったアナタはあろさん贔屓ですね。確かに大黒柱と言えるほど、わたしはバリキャリ高収入ではありませんが、自分の生活費については不足無く稼いでます。むしろ実家に帰ったら、優しい親はわたしのためにごはん作ってくれるし、光熱費家賃も少しでいいって言ってくれると思う。実家にいる方が貯金できる!)
そんなボランティアでここまでやって「わからん!」て断言されたら、庭に埋めたくなるよね?ね!
(話が戻った)

というわけで、関係各所には頭を上げられませんが、何とかあろさんには自分がやることの目処は立ててほしいと思うのでした…。

本当に申し訳ありません…。

まあつまり、さっきまで「いつできる?」「わからん!」のバトルが展開してたわけです。

こんなかわいそうなわたしに、GUCCIのスーツを買ってくれる優しい人はいませんかー!→親に頼め。(親、服に興味無いから、まあ無理だけど。)














 

「雲界の旅人~島喰い篇」の制作を進めている最中のあろ家からこんにちは。

あろさんの遅筆は読者の皆さまに広く知られていることかと存じますが(自虐だね)、

そうはいっても、今がどういう状況なのかを全くお知らせしないわけにもいきませんので、

サイト内 「活動報告」を更新いたしました。

支援者の方限定公開です。

お時間のある時にでも、ご覧いただけたら幸いです。

 

 

 

 

修羅場は続くよどこまでも……。

 

 


先日(21/10/3)、Twitterでツリーとして書きました。
それをひとつにまとめておきたかったので、
今回の記事にしようと思いました。

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あろさんは「島の花嫁」に前後した期間、とてもひどいスランプに陥っていました。(今も少し引きずってますが…)
わたしが会社に行って、帰宅するまでの間、約12時間くらいはあるのですが、その間、あろさんは目に見える仕事はまったく何もしていないのです。
キャラクターのイメージイラストを描くわけでなく、ネタを書きとめたノートやメモがあるわけでなく。
わたしが「何をしてたの?」と聞けば「頭の中で考えてる」とあろさんは言います。
その同じやり取りをするのにも飽きて、
「あろさんの頭の中にあるのなら、それを具現化してください。まんがという形にして、広く読者に読んでもらいたいのなら、"あろさんの頭の中にあっても"形になっていなければ、あろさん以外の人は楽しむことが出来ません」
と、わたしは何回言ったことでしょう。
それでも、あろさんの仕事に向かう態度は変わりませんでした。
あろさんの性格上、読者に"ここが楽しかった!""こんな発想はできない!""すごい!"と手放しで褒めてもらえることが、何よりのモチベーションになるとわたしは思っています。
そのためには「まんがを描いて、発表する」のが必要です。
ですから、わたしは"とにかく露出を増やしましょう"と言い続けました。
今の時代、SNSやインターネットを使い、自分から発信することは出来ます。
それで「あろひろし、ここにあり」を世間に知ってもらいましょう、と提案しました。
でも、あろさんはわたしの言う意味が分からないままやっているので、どれも中途半端になってしまいました。

漫画家という、収入や保障が不安定な仕事をしている人と結婚したんですから、ある程度の不調は覚悟しておりました。
…"ある程度"は、ね。
さすがに数年単位でスランプだとあろさんに主張されるのは、わたしの気持ちも不安定になります。
あろさんがスランプ→抜け出せない→アドバイスしたところで、あろさんは行動しない→袋小路。

わたしは「まんがを描くあろさん」を後方支援していくのが、わたしの役目だと思っています。
あろさんに生涯現役漫画家でいて欲しい、だから、そのためなら、あろさんの健康管理や生活のお世話をすることは、負担や不公平だとは思わない。むしろ、わたしの作るごはんや清潔な服を着ることで、健康になって気分をアゲて、たくさんまんがを描くといいわ!くらい思っています。思っていました。

それでも、あろさんは描かないんですねえ。
この状態に数年単位で耐えたわたしも、かなり偉いと思うし、もっと褒めてと思いますが。

それで、あろさんに聞きました。
嫁「このままスランプが続いていいの?」
あ「嫌だ」
嫁「スランプ抜けるのにどうしたい?」
あ「インプットを増やすのに、映画を観たい」
嫁「分かった。月イチで映画を観よう」
という話になって、コロナ前まで約2年、月イチで映画の日を設定していました。
コロナになって、映画館からも足が遠のき、自然消滅しましたけど。
まあところが、2年かけてもスランプ脱出しないしない!
さすがにわたしもイライラしてきます。
わたしはあまり映画が得意では無いので、「映画の日」は完全にあろさんサービスの日になっていました。わたしのお金と時間と労力を使って、あろさんを接待しているだけです。
映画はあろさんにとってはインプットになってないな、とぼんやり気がついてはいましたが、その理由は分からなかった。
それが、ハッと気がついたのです。

元々あろさんは映画が好きだから、わたしがお札一枚渡して「これで何か観てきなよ。お金足りるなら、2本観てもいいし」とでも言えば、いそいそと自分ひとりでも行く。そんで楽しむ。
それは趣味です。

そうではなく、インプットを目的とするなら、「あろさんが興味ないもの」にこそ連れて行くべきだった。
お札をわたして「これで(例えば)カーリーのお花展に行って来なよ」と言ったところで、あろさんは「えっ?何で?」と行かないです。
でも、わたしが連れて行けば、そこそこ楽しむんです。

それは、シンフォニー(東京湾クルーズのお船)のときに分かってる。
あろさんがお船に乗ったことが無いと言うので、シンフォニーの予約をしたことがあるんです。残念ながら、悪天候で海を回ることはできませんでしたが、船の中を見たり、ごはん食べたりと、楽しんではいたんです。
そういうことをもっと体験させるべきだった。

自分が好きなことは、人が放っておいてもやります。
あろさんが自分で興味を持たなかったり、存在を知らないようなものこそ、わたしが手を引いて体験させるほうが良かったんだろうと思います、たぶん。
それがインプットのアンテナを立てるということなのかなと。
まだやってないから、効果は分かんないけど。

というのを、18歳3ヶ月で最年少司法試験合格という少年のニュースを見て思いました。
まあまだコロナどうなるか分からないし、混雑に連れ出すようなことはしたくないけど、近場の植物園とか博物館とかからでも、行けたらいいなと思いました。まる。







 

 

 

 

おかげさまで、2021/5/12/1800から募集をしておりました、「雲界の旅人~島喰い篇」のクラウドファンディングが2021/6/29/2359をもちまして終了となりました。

あろさんもわたしも、予想をはるかに上回ったご支援にとても感謝しています。

ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。

これから製作に入りますので、気を引き締めて頑張っていきます。

現在のコロナ禍、そして持病のあるあろさんの健康を考えて、製作期間を長めにとらせていただきました。

あろさんに無理や無茶をさせることはしませんが、できることをできるだけ、しっかりとやってもらうつもりです。

皆さまにはお待たせしてしまうことになりますが、必ず描きあげて、ご満足いただけるものをお届けしたいと思います。

 

残念ながら「雲界の旅人」は、今回の「島喰い」でエンドマークはつきません。

わたしは「物語はエンドマークがついてこそ、物語である」と考えています。

ですから、あろさんには「雲界の旅人」にエンドマークをつけるまで頑張って描いてもらいたいと思っています。

今は幸いにも「雲界の旅人」についてチャンスをいただいていますので、そちらに全力投球していきます。

「雲界の旅人」に無事にエンドマークをつけることができたら、他の作品にもエンドマークをつけていってほしいと思っています。

そのためのサポートは、もちろんわたしも、できることをできるだけ、しっかりとやっていきます。

 

今回の「雲界の旅人」クラウドファンディングについては、本当に多くのご支援をいただきました。

心より感謝いたします。

何度言っても足りません。

これから、皆さまのお手元にお届けするまで、全力で頑張っていきます。

あろさんが描き上げるまで、もうしばらくお待ちください。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あろさんの未完作品の中でも、根強く完結を待ち望まれている(と信じたい)一作である「雲界の旅人」のクラウドファンディングが、明日5/12  18時より開始します。

 

こちらよりご確認ください。

 

人数限定のコースもございますので、ご希望の方はぜひともお早めにご支援いただけますようお願いいたします。

 

今月5月はあろさんの誕生月です。

ぜひ、あろさんへの誕生日プレゼントとして、皆さまのご支援をいただけますよう心よりお願いいたします。

(日々あろさんの健康管理を担い、あろさんの健康を維持しておりますわたくしへのねぎらいも含めていただけるとさらに嬉しいです。自分へのご褒美買っちゃうよ!)

 

こちらのnoteにて、「雲界の旅人 ACT.1 空魔」を公開しております。

今まで「雲界の旅人」をお手に取っていただけていなかった方にも、ご興味もお持ちいただけたらと思います。

「ACT.1 空魔」をお気に入りいただけましたら、ぜひクラウドファンディングのご支援をお願いいたします。

 

まだまだ、ライナとアドルスの旅は続いていく予定です。

あろさんが最後まで「雲界の旅人」を描きあげられるように、これからもあろさんのおしりをたたきまくりますので、わたしにも皆さまのご支援をいただけるようお願いします(笑)。