初夢暖かな昼下がり僕は 教室の机に伏して居眠りをしていた……教室? 教室のはずがない。僕はもう高校生じゃないんだから。ここは陸上自衛隊准看護学院の教場だ。しまった。靴を履いていない。靴どうしたっけ。……現実に引き戻される。あ…ここ自宅だ。だから靴を履いていないんだ。僕の仕事は……思い出すのに時間がかかる。あ、目黒のトレーナーだった。現実に戻ってきた時の安堵感。僕はこの志事が好きなんだなぁ。そんな話。あとんす。