長野のママの応援団長 キャリアカウンセラー&ドリマ先生のさいとうです。
年末から年始にかけて、ブログの動きが鈍りましたがw
それは、実は消しゴムはんこを彫っていたからなんです(何)
ハンドメイド作家さんやグループが集まって
雑貨を販売したりワークショップで楽しめる
「白鳥園 雑貨市」にi'POのみんなと消しゴムハンコで出店させていただきました。
長野県千曲市で活動するi'POのメンバーは
自分の得意を生かして、お母さんたちが楽しめるイベントを提供しているグループです。
https://www.facebook.com/hazimenoipo/
私はドリームマップのでワークショップなどをしていましたが
雑貨やアクセサリなど物作りをしているメンバーも多く
物作りを楽しそうにしている姿をみて
ムクムクと「細かいこと好き」の私が出てきまして・・。
年明けの雑貨市へ昔やっていた消しゴムはんこで出店することを決意しました!
「ママがまいにち使える消しゴムハンコ」というテーマで
宿題みましたはんこや、イニシャルはんこ、音読カード用ハンコなどを
作成して販売させていただきました。
はんこでオリジナルタオル作りのワークショップも実施。
みなさんそれぞれ楽しんでもらえたようで、私もとっても楽しくて。
講座のワークショップしかしたことがなかった私としては
楽しんでもらえる物作りのワークショップはまたひと味ちがって
「自分の好き」を他の人にも楽しんでもらえる喜びがあって
とても充実した出店の2日間でした。
ところで、年末年始は就職支援したり、ドリームマップの講座したり
消しゴム彫ったり、はたまた在宅ワークしたり・・・
私って何屋だよ。
って、自分でツッコみながら過ごしたこの年末年始だったわけですが。
ふと思ったのね。
私が新卒で入った会社は
ハー・ストーリィというマーケティング&コンサルティング会社
女性市場専門、女性が使ったり買ったりするものに対しての
調査をしたり、声を集めたり届けたり。
そんな会社でした。
その姉妹会社に、子供服の古着を販売する「リシュラ」というお店があり
その始まりは1993年。今から25年前!!
近所の裁縫や手仕事が上手な方が集まって
可愛い子供グッズや雑貨などを企画販売したことから始まったと聞いています。
今やこんなにたくさんお店が!
私が10年ほど前に入社した時、広島に会社見学に行った時に、
本当に可愛い雑貨の数々がおかれていて
ワクワクしたのを覚えています。
私たちi'POも、他の手作り雑貨の出展者さんも
自店舗こそないものの、
お母さんたちの「好き」を生かして作ったものを
販売して周りに喜ばれる、社会に貢献する
みんなの笑顔がみれてそれが嬉しいよね
そいういう場所が必要だよねって
これって、リシュラだって同じだったと思うわけで。
25年も前から同じことが、いろんな場所で
入れ替わり立ち替わり、ママの世代で続いているんだよね。
その始まりは、こんな風に特技を持っているお母さんたちが集まって
空いた時間で社会になにか出来ないかという社会貢献から始まっていて
フルでは働けないけど
出産という節目を経験して、働き方を考え直して
子どもたちを育てながらでも、社会に貢献したい
自分の得意が誰かの笑顔になるならば、やってみたい
私がいま当事者になって
雑貨を作って販売するという経験をしてみて
それがすごくよく分る。
その先駆けであろう会社に、私が新卒の時に勤めていて
同じことを今やっていることに
ついこの間気づいて、「はっ!?!」としましたw
不思議なご縁です。
さらに言うと
リシュラは雑貨の方ですが
ハー・ストーリィのマーケティングの業務のほうでは
ライター、イラストレーター、WEBデザイナー、テープ起こし、調査分析者などなど
当時SOHOと言われた、在宅ワーカーの個人事業のママさんなどを全国から登録して
会社からの仕事を一部委託するという業態をとっていました。
社員だった当時は、社員として子育て中のお母さんたちに
お仕事をお願いする立場でした。
それが、去年、会社を辞めてすぐ
ここの会社で受注した仕事を在宅で請け負っていたんですよね。
それも、その担当者さんは、
10年ほど前、私が社員だった時に、
在宅でモニターさん管理などをお願いしていた方なんですよ・・・!
お子さんが大きくなられて、社員になって
今、私が結婚して子どもが出来て、在宅ワーカーとして仕事をしている。
ものすごくないですか?
逆になっているんです。
最近、長野ここらでも
企業から在宅などでできる仕事を請け負い
子育て中のお母さんに委託するというプロジェクトを目にすることが多くなっています。
広島で1990年に、子育て中の女性2人から始まったハー・ストーリィ
この時代では、かなり先駆けだったと聞いていますが
こんな前から始まっていました。
変わっていないんですよ。
お母さん側が求めていることが。
要は、働く条件やボリュームなどが
企業で働くという枠に入れないけど、
仕事や社会貢献を求めている人が
この30年間、ずっと一定量いるんです。
女性活躍推進という後押しはありますが
それはやっぱり企業の中での話。
本当のママの思いがここにはあります。
在宅ワークのニーズをちゃんと受け取り
在宅ワーク中の仕事も、当人のキャリアの一部として蓄積され
そして最終的に子どもの手が離れたときに、
企業に採用されるようになる
そういう流れがあるといいなと思いました。
みんながみんな、起業できるわけじゃないから。
自分でフリーになってみて思う。
雇われて給料をいただけるってなんて幸せなの・・・ってw
まあ、私は改めて考えると
一度この道に来たんだから
もう何屋でもいいから、好きなことを仕事にできるならする
やりたいことで社会貢献する
その延長でお金を稼ぐ!!ということにしないと
それこそ後悔するよねって思いました。
ちょっと長くなりましたが、
すべての経験は繋がっているということ。
在宅で働くママの想いを、女性活躍推進に繋げられたらな
とゆーことでっっす!