目指したのはここ▼
このQPACの建物と建物の間に、こんな通路があり、この写真の手前側にピアノが置いてあるんですね。
え!ここで弾くの!?
めっちゃ勇者
と、わたしは内心びっくりしたのですが、夫と長男はやる気マンマンなので、黙って見守ります。
雨で人通りも多くなくて、弾き始めた時はだれーもいなかったんですが、このトンネルのようになっている構造が、めちゃくちゃいい反響してくれて、いつもよりもすごく良い音が出てました〜。
しとしと雨の降るブリスベンに、しっとりした音色が美しい〜。
少しすると、通り過ぎた少年が戻ってきて、コインを入れてくれました!
長男、人生初のチップをもらう![]()
ありがとうございます![]()
そして、調子付いてきたところで二曲目!
二曲目になると少しずつ足を止めてくれる人がでてきて、8人くらいの人が集まったところで…
カツカツカツ…
と、前方から、警備員さん〜
え!!!!!
確実にこちらに向かってる!!!?
ちなみに、夫は退屈した次男を連れてどっか行っちゃってる…
あー、私めがけてきてるわぁ…警備員さん![]()
うわーー、ぜーったい怒られるやつだこれー
とドキドキしてたら…
「Hi あのーごめんなさいねぇ。ここ、QPACの敷地内では演奏しちゃいけないのよー。」
と、めちゃくちゃ物腰柔らかく注意されました。
「ひえーーーごめんなさいーー!!
知らなかったんですー。」
と平謝りするワタシ。
サクッと注意してにこやかに戻って行った、優しい女性の警備員さん。
とりあえずこっぴどく怒られなくて良かったーと安堵。
ってか、オットよー。
あんた、何を根拠にここは弾いていいとこって言ったんさ!?
と、恨めしい気持ちが、安堵にチラチラ入り込んでくる。
と同時に、せっかく頑張って弾いていた息子を中断させる申し訳なさも。
でも、注意された焦りとか色々気持ちが入り混じっていて、何か気の利いた言葉をかける余裕もなく、、そそくさと片付けて撤収!!
片付けていると、音色が止まったのに気づいた夫が戻ります。
「ここで弾いちゃダメなんだってー。てか、よく聞き取れなかったけど、政府の許可がないと弾いちゃダメっぽいよ」と伝えます。
そう、どうやら、路上パフォーマンスは誰でもやっていいわけではなく、ちゃんと許可証を取って、許可された場所でしかやっちゃいけないんですね。
えーそうなの!?とオットも残念そう。
で、当の本人はというと
「ねーねー、さっきの子、2.5ドルも入れてくれてたよ!」
と、まったくもってマイペース![]()
結局、親の不勉強で条件満たしてないのに演奏させちゃって、即撤収することとなったんだけど、彼はそこに恨み言をいうでもなく、「はじめてのおひねり2.5ドル」がいかに嬉しかったかを語ってくれて、ちょっと救われたワタシたち。
(ってか、本当にごめん
何事もちゃんと事前に調べなきゃダメね。)
なんなら、
「他、どこなら弾いていいんだろう」と、続投したげなことも言っていて
いや、ほんと、キミのハートの強さはすごいよ。
生意気だけど意気地なしな子供の頃の私には、絶対こんなことできなかったと思う…
我が子ながら感心しきり。
とまぁ、結局、初の路上ライブはこんな感じで、失敗に終わっちゃったんだけど…
いや、ぜんぜんいいの!!
だって、いつもより100倍いい演奏してたから!
やっぱり、
自分の演奏を聴いてくれる人がいて、
その人たちに喜んでもらうために弾き、
そしてダイレクトに反応が伝わる…
って、すごーく大事。
時として、何のために練習しているかわからなくなっている時があるんだけど、こんな刺激があるとまたバイオリンとの向き合い方が変わりますね。
また一つ、経験値が上がりました。
そして、長男の武者修行はまだまだつづく![]()

