※注意
この話は私が見たイメージ世界での話なので本気にしないでください。
2023.02.21 記
↓前の話↓
-後編-
ここ数千年なのか数万年なのか…長い間、各神話の最高神たちには休みがなかったそうだ。
彼らの仕事は世界の運営だ。
神として威張っていれば世界が回るなんてありえないことだ。また彼らにしかできない仕事の方が多い為、必然的に全休なんてありえない。
ブラック過ぎないか?
私は考えた。
彼らと同格以上の役職・力を持つ存在が入れば仕事の効率と量は減るのではないかと。
そうつまりは。
最高神らよ、提案がある。
君たちの上司としての役職を私に用意するが良い。
そうすれば君たちの負担は減り、休みも取りやすくなるだろう?
初期投資として私の処理スペックを改造してもらう必要はあるが、今後数千年単位で仕事量が激減して休みも取れるのであれば悪い話では無いはず。
既に君たちから最高神の座を借り受けて20分耐えた実績と、そもそも神の座を譲るに足る信頼が私にはあるんだろ?
私は今の君らの労働環境を嘆いているのだよ。改善のために役立てるなら私も本望。
ウィン・ウィンの関係だと思うけど、いかがかな?
各神話の最高神たちは短い会議をし、私の提案を受け入れた。
前回のように私がオーバーヒートしないように、処理スペックを向上させるための改造を施した。
こうして最高神の上司になったのだった。
↓半年前にこの話を予見した話↓