ジャカルタのアパートには共有施設としてジムがついています。

ゴルフ場があるところやテニスコートがあるところもあります。モールと繋がっているアパートもあって、便利だろうなぁ。プールはジムと同じでどこのアパートもある、と思う。

 

なので私はアパートのジムを使っています。あとは毎朝家で運動もしています。そうしないと移動は車だし、歩くのはモールくらいなので運動不足で筋肉が落ちてしまうのです。

私が運動しているのを見て見て夫は笑ってたんだけどさー。

 

前にも書きましたが、こちらの人って私と同じ年代でもう車椅子に乗っている人が結構いるんですよ。

この前メルボルン旅行の帰りに、ジャカルタに着いて飛行機から降りたら、車椅子を待機させている乗客が多くてびっくりした。

 

私はそんなで定期的に運動をしています。夫は全くしていないのでせっかくアパートにジムがあるのだから運動をしたい、でもその前にちゃんとマシーンの使い方を誰かから習いたいというので、私も便乗して習うことに。

以前ジャカルタでパーソナルトレーニングをお願いしたトレーナーさんに連絡を取りました。

「体力維持が目的なのでハードなトレーニングはしたくない。マシーンの使い方を教えて欲しい。」と伝えて「OK!わかったよ」と返事が。

 

結果から言うと、マシーンの使い方は教えてもらえず、トレーナーさんの指示のもと運動をしたのでした。

そして夫は途中で動けなくなり休憩。私はやり遂げた。

夫は体力がある方だと思っていたけれど、体力がある、と言うのと筋肉がついている、と言うのとは違うんだね。

どうだ、笑っていたけれどやっぱり差がついていたじゃないか。

 

トレーナーさんがいうには、マシーンを使うよりも、自分が教えた運動をした方が効果的だ、とのことで、実際そうなんだろうけれど。

 

夫は死に体で、「頭が痛くなって死ぬかと思った」と言っていた。

そうなんだよ、こちらのトレーナーさんは容赦がないんだよ。私も以前お願いした時にあまりのハードさに頭の血管が切れて死ぬかと思ったもの。

 

けれど今回のは以前に比べてわたし的には楽勝だった。トレーナーさんなりに軽くしてくれたんだと思う。

 

 

夫はしばらく、なんだかぶつぶつ言ってたわ。

上沼恵美子さんが「男って本当に大袈裟。風邪ひいて熱が37度くらいになると、”もう死ぬ”とか大騒ぎして。女は家事に育児に忙しくてその程度なら普通に動くのに。あかんな!」

とよくおっしゃっているけれど、ほんと、男の人って大袈裟なのよねぇ。

 

さて、その日の晩あたりから私は太ももあたりが筋肉痛。

翌朝はさらに酷い筋肉痛。夫もひどい筋肉痛。

 

それでもちょっと用事があって、とあるモールに出かけた。二人でそろりそろりと歩く。

横を歩いている夫を見たら「あれ、姿勢が良くなってるじゃん!」

 

解説しますと、姿勢が悪い人は猫背で背中が丸くなっていて、プラス、お腹が出ている。お猿さんが立つとこんな感じよね。これってお腹に力が入っていないから出っ腹になる。私もこんな。

じゃぁどこに力を入れて上半身を支えているかと言うと、どうも太ももみたい。

 

けれどこの日は太ももが筋肉痛なので力を入れられない。だからお腹で上半身を支えないとならない。すると背中もシャキンと伸びる。そして姿勢が良くなる。へー、筋肉痛になって良いこともあるね。

 

やっぱりジムで一人で運動って独りよがりというか自己満足というか自分に甘くなるというか、自分で限界を決めてしまうし、正しい動き方がわからないからここまで追い込めないのよね。

トレーナーさんが私たちに渡したダンベルの重さ、たった2キロだったのにここまで筋肉痛になるって、やっぱりプロから習うってすごいわ。

 

以前のトレーニングがあまりにハードで躊躇していたんだけれど、たまにまたお願いしようかなぁ。

 

 

 

 

 

 

それとこれを飲んでいます。メルボルンで見つけた。

骨と筋肉のためのサプリ。

 

こちらだと1600円くらい。オーストラリアでもそれくらいの値段だったと思う。日本だと倍以上しますな。

 

倍以上で思い出した。モールのなかにLand RoverのEVが売られていたんだけれど、お値段が3300万以上もしてた。

日本だと1500万前後らしいから、インドネシアの輸入車にかける税金ってすごいね。贅沢税というやつらしい。

値段もだけれど、どこも渋滞のジャカルタでEVって。渋滞にハマって電池切れたらと思うと怖くて買えないわ。充電ステーションもほぼないし。