「非常に不公平だ」オーストラリアのビザ取り締まりは留学生を混乱させ、大学の財政を直撃している
オーストラリアでは移民の数を2025年までに半分にするために、学生ビザの発行を減らしているのだそうです。
エージェントに高額な手数料を払って大学に入学している学生が増えているそうで、そう言う学生が不法労働をしていて、結果的にオーストラリアの教育と評価の質を下げているのだとか。オーストラリアは簡単に学生ビザがおりてバイトができる国と言う不名誉な評判が広まっている。あれ、これってどこかで聞いた話?
また不法労働をしている留学生の取り締まりも厳しくしている。
エージェントにお金を払ってオーストラリアに入国をしていると思われるインド人のvocational sector(職業部門)を学ぶ学生のビザ申請を94%却下、一方でアメリカ、イギリス、フランスからの却下率は1%以下とのこと。
インドだけでなく、ネパールやパキスタン人のビザ申請も約半数は却下、あるいはビザ発行が大幅に遅延している。
で、政府はオーストラリアの大学をリスク別に1から3に分けていて、低リスクに入っている大学に通っている、通う予定の学生のビザは迅速に処理されているけれど、高リスクに入れられた大学の学生ビザの多くは却下されている。高リスクに入っている大学というのは留学生頼みの大学。
その結果、高リスクに入っている大学の経営が悪化して、職員のリストラや学生寮を売却する動きが見られる。
大学だけでなく、英語を学ぶ語学学校も大打撃を受けていて、学生ビザ助成金が68%も削減されたりしている。
結果的に、外国人はオーストラリアを留学先として選ばなくなっている。
と言う内容。
外国人というか南アジアの学生、じゃないかしら。
オーストラリアは移民方を変えて、IT技術者は今後移民が難しくなるらしいですね。
昨日の記事(インドのサイト)を読んでいたら、あなたへのおすすめで「カナダに留学をおすすめる」という記事が出てきたのですが、カナダでも同じことをしているのですよ。
カナダは今年と来年の学生ビザの発行を35%減らすと発表しているのです。ちゃんとした大学に通う学生にはビザを発行するけれど、カレッジと呼ばれる職業訓練学校や語学学校の学生にはビザを出さないと発表しているのです。
カレッジはインド人の人気の進学先です。大学よりも簡単に入学できるし、カレッジを卒業するとpost graduate visa(労働ビザ)が3年くらいは今までだと出たのです。
他にも、偽の合格証書(インド人に人気のwaterloo大学=理系に特化した大学)で学生ビザをとって、カナダに入国して不法就労とか。
カナダ政府が学生ビザの削減した理由は、留学生が増えたことによって住宅事情が悪化しているから、と発表しているけれど、本当はインドおよび南アジアの学生の入国をこれ以上は増やしたくないというのが本心なのかなー、とこの記事を読んで思いました。
メルボルンで最初に思ったのは、南アジア出身者が多いなーでした。
アメリカ、カナダ、オーストラリアが難しいとなると、インド人の次の行き先はどこなんだろう。
日本は逆に
「まったく。。。だからインドは」と思いましたか?
日本も若い女性がアメリカに売春目的で入国しているとかで、これが続くとESTAで入国できる国から外されるかもしれないし、他人事ではありません。