Le 10/11/2023 à 19h34

フランス:数学におけるフランス人学生の壊滅的なレベルに直面しているグランゼコールは、その威信を守るためにモロッコ人学生の優秀さに賭けている。

 

 

フランスの子供達の数学レベルが壊滅的に酷いことになっているのだそうです。

 

この記事によると、Timss(国際数学・科学調査の傾向)の国際的な評価によると、フランスの小学生の数学レベルは欧州では最低、中学では下から2番目なのだそう。

 

「1時間の3/4は何分か」という質問に対して、中1を終えた生徒の半数しか正しい答えを見つけられないと、CSEN(国民教育科学委員会)は9月20日に発表した結果で警告していて、さらに、このレベルの学生のその他の欠点としては、「1/2と1.2を混同している」、「0.8+1を0.9だと思っている学生が多い」などがある。

 

これは教師養成のカリキュラム期間に数学をほとんど勉強していないことが原因の一つである。

 

こんなですから、エンジニアリングスクールに入るためのプレパに進学した学生の中には

「エクセルやパワポ作成だけは優秀で、楕円の面積の出し方も知らない」学生も出てきている。

 

今やモロッコの優秀な学生の方がフランス人学生よりも秀でていて、フランスのエンジニアリングスクールはモロッコ人学生に頼るしかない

 

と言う状況にまできている

 

と言う内容です。

 

年末にパリに行って泊まったホテルの従業員、12x4もできなかったし。

 

算数の教え方を教わっていないのなら教えられないよね。なぜそんなカリキュラムに?なぞだわー

 

マグレブ諸国からの移民というと良いイメージを持っている人は少ないと思いますが、以前、こう言った国々からフランスに移住している人の多くは知的労働者である、他にもポリテクニークにモロッコ人学生が複数名合格した、と言う記事を紹介したのですが、この記事はそれらを証明するもので、今後はモロッコ人上司にフランス人部下、となるかもですね。

移民=事件ばかりを起こすと思いがちですが、まぁニュースはね、良いことはあまり伝えず、耳目を集めやすいショッキングな事件を大きく報道しますから。

一方でフランス人もしっかり教育を受けている子どもたちもいるでしょうから、こちらも二極化しているのかもしれませんね。