日本てなんとかハラスメントに敏感で、ジェンダー平等にこだわっているのに、未だに、未だにこういった記事やらが出るのが本当に不思議ですよね。他の国でもこんなくっだらないことが話題になってネット記事になったりするんですかね。

 

で、不思議に思うのが、彼氏にしたい企業ランキング、つまりこんな企業で働いている人と付き合いたい、となぜ考えるのか。

それこそ今の世の中は男女平等じゃないですか。私が学生時代は男女雇用機会均等法とかなんとかがもうすでに施行されていたけれど、大企業は「女性は自宅通勤のみ応募可能」とか今だったら大問題になりそうな謎ルールがまだたくさん残っていたよ。東京本社の大企業がこんななんだから地方の企業なんてもっともっと酷いものだったよ。女子だけお茶汲み、トイレ掃除とかさ。

寿退社、あるいは産休前に辞めるのが当たり前だったし、男性の補助のような仕事をするのが当たり前だった。

けど今はそんなのもないでしょう?

だったら自分がこういった給料が良くてホワイト企業で働けるようにしたら良いのにね。

 

 

 

日本はインドネシアのように宗教の縛りもない。

インドネシアは社会進出に関しては男女差は日本よりないように見えるけれど、国民の考えはまだ保守的で、結婚年齢もかなり早いし、ムスリムの男性は女性を4人まで娶れる。

LGBTQに関しては否定的な人がほとんど。人によってはかなり生きづらい国だと思う。

 

 

インドネシアは女性の方が大学進学率が高く、専門職に就く女性が増えているにもかかわらず、女性の方が賃金が低いらしい。

女子の進学率が高いのは、親の意識が変わって来ているんだろうね。

 

まぁとにかく今の日本の女子にはなんの障壁もなく、なりたい自分になれるのだから、誰かになんとかしてもらう人生を送ろうと考える、それも若いうちから、はもったいないよ。日本ほど自由で平等で恵まれた国なんてないんだからさ。国も自治体もいろんな補助を出してるじゃない。授業料無償化とか都民なら都立大が無料とか。留学費用もトビタテなんとかとかあるしさ。良い時代になったよね。当たり前と思う?当たり前じゃないの。

 

先日ケニアのマラソン選手が交通事故で亡くなりましたよね。どうも運転していた自動車がコントロールを失ったのが原因だそうで、そのニュースを紹介していたアナウンサーが「なんでそんなことが」と繰り返していましたが、インドネシアみたいにいろんなことが整っていない国に住んでいると想像つく。インドネシアよりもっと整っていないケニアだったらあり得るんじゃない、と。

真面目に生きていても普通に暮らすことさえ困難な国って本当にまだ多いのよね。

 

 

本当に運がいいよ、日本に生まれたってだけでも。

それに日本は学歴社会だというけれど、諸外国に比べたらゆるゆるでちっとも学歴社会じゃないよね。若いというだけで仕事も見つかるし。そんな優しい国、他にあると思います?

 

だから自分の能力を最大限に発揮して、白馬の王子様はいないかしらと待つのではなく、自分が白馬の王女様になって輝かしい未来を自分の力で掴みに行ってほしいわ。しつこいけれど今の日本はそれができる世の中なんだから。やっとなったんだから。

 

自分の人生は自分で決める。そういう女性が増えたらこんなくっだらないことを思いつく輩、くっだらないことを書くバカな記者もいなくなるでしょう。

ほんと、胸糞悪い記事だ。

 

 

と思っていたらこんな記事が。

いまどきの女子って悲観的なんだか楽観的なんだかわからないわ。

またまたのヤフコメを見たら「女の人生は男によって決まる。だから良い男と知り合う為に、勉強してなるべく良い学校に行きなさい、と娘に言い聞かせています。」と書いている男性もいたり「稼ぎが少ない旦那はいらない。うちで娘と孫の面倒を見る」と書いている女性もいた。ほえ〜