アメリカ大学生 親の会(海外大学進学 親の会)のforumができました!

お子さんがアメリカや海外の大学に進学している、進学を控えている、留学を考えている方はもちろん、お子さんがが大学卒業しましたという方(こんなでしたよ~などのご意見)、現役海外大学生、留学ってどんな?と考えている学生さん、皆さんで意見や情報の交換ができたらい良いな、と思っています

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

昨日5時に夢中!を見ていたら年金問題の話になり、ロシア人の黒船特派員が言うには、最近プーチンさんの支持率は下がっているのだそうです。

なぜなら、年金受給年齢を上げたから。

女性は55歳から60歳へ。

男性は60歳から65歳へ。

でもロシア人の平均寿命は63歳なんだそうで。つまりロシア人男性は長生きしないと年金がもらえなくなってしまったのですね。

というか定年何歳なんでしょう。

それに寿命が短いですね。お酒の飲み過ぎでしょうか。

スペインに旅行に行った時、泊まったホテルにロシア人がたくさん泊まっていたのですが、朝から皆さん酒飲んでました。

ホテル側も心得ているのか、シュワシュワを冷やして用意してましたねー。

もっとびっくりしたのが、ロシアでは親の面倒は子供が見る、という法律があるのですって!守らなかった子供は罰金払わないとだめなんですって!!

年金も払わない。老後の面倒も国は面倒見ない。すごいな、ロシア。

ということは虐待された子供でも親の面倒を見ないとダメなのかしら。。。

社会主義の国って老後も安心、じゃなかったのねー

 

 

 

 

夕飯を食べているときに息子がこんなことを話していました

 

プレパ(グランゼコールに入るための進学予備校)でうまく行かなかった場合、マギル大学にバカロレアの成績で入り直すことができるらしい、と。

 

なんども書いていますが、フランスのエリート養成校であるグランゼコールに入るには、プレパで2年間太陽の陽を見る間もなく勉強し、多くの学生が脱落していく中、生き残った学生のみがグランゼコールの入学試験に受験できる「資格」が与えられます。

試験を受けたからと言って皆が合格出来るわけではなく、また試験が受けられるのは2回までです。

プレパは学歴と見なされるので、1年でプレパを辞めたら大学2年生に編入できます。

ですので、2年生き残って、でもグランゼコールの試験に失敗したとしても大学3年生に編入できます。

 

ですが、これも何度か書いていますがフランスはグランゼコールがあるためか、フランスの大学の施設や教育の質は残念ながら劣ります。

「あれだけ勉強したのに、結局バカロレアを合格したら誰でも入れる大学かよ」という気持ちになってもおかしくありません。

 

そこで、か分かりませんが、マギル大学はプレパでうまく行かなかった学生に、プレパの成績ではなく、バカロレアの成績で合否を出して、入学のチャンスを与えます、という制度があるのだそうです。

普通ですと、高校卒業して大学に入り成績がついてしまうと、他の学校に移る場合は高校の成績ではなく、大学の成績で合否が決まるのですから親切な制度だと思います。

 

プレパに入学できる学生は優秀な学生ですから、マギル大学も優秀な学生を獲得でき、プレパでうまく行かなかった学生は世界的に知名度が高く、質の高い教育が受けられるマギル大学に入学できるのですから、win-winなんでしょうね。

 

マギル大学は成績優秀な外国人留学生への奨学金制度が充実していますし、前にも書いた通り、フランス語の授業を受ければ授業料がいくらかお安くなります。フランスの教育を受けた人なら良い点が取れるはず、つまりフランス語を取ることによって授業料が安くなる上にGPAも上がるでしょうから、一石なんちょう?状態ですね。

 

良いことだらけではありません。マギル大学は英語で授業をする大学ですから、出願するときにIELTSのような英語の試験で大学が求めている点数を取らなければなりません。

プレパの保険としてマギル大学を考えている人は早めの準備が必要でしょう。

 

Classes préparatoires aux grandes écoles (CPGE):

McGill has a long history of admitting applicants from France; we are familiar with the structure and grading systems of the French Baccalaureate (FB) and French universities, as well as the Classes préparatoires aux grandes écoles (CPGE). At this time, studies completed in CPGE do not serve as a basis for admission to McGill, even if integrated with a program leading to university credit in France.

Accordingly, McGill applicants who have undertaken CPGE study are evaluated on their FB results. Such applicants should identify themselves as "Applicants from High Schools Outside Canada and the USA - French Baccalaureate" not as "Applicants from Other Universities or Colleges and Second Bachelor Degree Applicants (‘Transfers').

McGill is aware that Bologna reforms have changed the assignment of credit and exemptions for CPGE study at some universities in Europe. We continue to monitor developments in this regard.

 

ただし、1年プレパ、その後マギル大学の2年生へ編入はできなさそうです。*要確認

この制度を使ってプレパを辞めた学生が結構マギル大学に来ているのだそうです。

 

この制度、もしかしたらケベック州の他の大学にもありそうな気がします。*要確認

思い当たる節がありますが、確実ではないのでここで書くのは差し控えます。

 

 

フランスの教育を受けてた人は、フランス以外でもやり直しができるよ、という話でした。