『五福临门(五福臨門)五福の娘たち』
2025年 1月〜 中国 全36話
Netflix配信中
覚えている限り、大陸ドラマの同時配信は、Disney+での「珍馐记(珍饈記)恋する美食の宮廷記」以来じゃないかな。今回のNetflixでは、大陸と同じ過密スケジュールで配信されるらしいので翻訳の方々は大変だけど、なんというかありがとうございます。
折角なので、久々に日本語字幕で視聴しているけど、日本語楽だな、、、楽している自分にも少し罪悪感はある笑
内容としては、酈家の五姉妹が困難にもめげずに商才を発揮して、最後には全員が自分に合った男性と結ばれる、という流れなんだろうが、五姉妹というだけあって、画面が煌びやかで観ていて楽しい。
母親が無駄に引っかき回すため、若干イラつくものの、娘達の聡明な部分を際立たせるためにも必要なのかもしれない笑
相変わらず年齢にそぐわぬ落ち着きを放つ王星越の貫禄、、、そして今回の盧昱曉は配音なのか、すごく似てる人だけど、地声が儚くて良いんだよね。
日本語字幕のため、あらすじは省いて言いたい放題の感想のみ追記していきます、、、
追記01
8話まで観たんだけど、、、
早速、婚約した三娘(康寧)と柴安が、彼の母親の価値観(嫁入り道具を用意した人物が寡婦や孤児だということが縁起が悪い云々)で、蔑まれた寡婦である大姐のことを「我が家の誇りです。」と言ってのけたのには泣いた。結婚前にこんな嫌みを言われては、嫁いでも永遠と家族を蔑まれるのは見えている。そのため破談となっても、家族への誇りは捨てないのである。
それまでの柴安は良かったんだよ、賊に拉致られた三娘を、馬を翻して追う姿にも感動した。
それでも、ぽっと出て来た書生の仰熙に嫉妬し、好いた女を取られないために周りを騙してその邪魔をする神経を疑う、、、
その前にさ、破談になった理由を死に物狂いで探せよ、と言いたい。問題は自分の母親の価値観なのだから、それを突き止めて自分の想いを真摯に伝えればいいじゃん?それを、自分の目的のために従弟の范良翰や従妹を良いように利用することが理解出来ないな。
一番カチンときたのは硯のくだりだけど、人の硯割るか?普通。嫉妬心デカすぎじゃない?代わりにもっと良いものを、とか言ってる辺りが金に不自由のない人間の感覚だと言わざるを得ない。
これも三娘との駆け引きゲームだと思えば、何とか溜飲も下がるが、周り巻き込みすぎじゃないの、、、
二娘の激しさもどうもきついものがあるが、夫がアレなので仕方がないと言えば仕方ない笑
それを言い始めたら酈娘子(康寧の母)も相当ヤバい。一番受け付けなかったのが、育ててやったのだから、琼奴を使用人の様に使って当然という態度。のちに埋め合わせのような描写もあったが、立ち聞きしていた琼奴の気持ちを想像するとつらい。
という感じで、ドラマを自分に起こったことのように観ています!
追記02:9、10話。
第9話の冒頭、柴安がダーシー様(高慢と偏見)みたいなこと言ってる笑
序盤から、誤解による仕返しで、茶を掛けられ、タライの水を浴びせられたりと、散々だった柴安は、それでも放棄せずに一途に三娘を想い続けていた。そのため嫉妬の炎に燃え、理解不能な行動へと脱線するが、きちんと戻って来てくれたね。
柴安の母親への無言の抗議の効果は絶大で、今となっては円満に望む者同士の婚姻が結ばれて、既に前話のイラつきは無となる笑(ちょろい)
この過程でのニ娘の夫、范良翰の働きは目を見張るものがある。頼りない浮気者というだけではなく、優しくて情が深いため、泣き言ばかりで情けない姿も愛すべき点に思えてきたな、、、(ちょろい)
次は、大姐と無事科挙を通過した仰熙へと話は進みそう。
追記03:11〜13話。
第11話は、三娘に代わって大娘が仰熙に嫁ぐところから始まるが、結婚初夜に存在を無視して、ベールも上げず床に就く(一人で)仰熙を呆然として観ていた。この時点では、そもそも恩返しのための結婚だったため、勉強ばかりで人のことなど興味がないのかと思っていたが、騙されたことにぷんすこだったんだな、、、
その後、初めて妻の顔面を見た仰熙がポーっとしている姿は爽快だった。看病されていたことにも気付いたために、ぷんすこしてる暇などなくなったね笑
大娘(寿華)は、さすがあの母親を諭しながら生きてきた酈家の長女なだけあって、聡明で軽率に感情は表さない。それでも夫の態度に心中は穏やかではなかったことが、その後の仕返しのような塩対応に現れている。
しかし夫を支える妻としての仕事は卒が無く、仰熙も自分の態度を猛省して、妻を振り向かせることに必死になり始めるが、いきなり登場した恋敵に心中は穏やかではない。前に酈娘子が口走っていた例の男がこの爽やか青年か。←これは大娘の亡くなった夫のことだった。
早いとこ土下座した方がいいよ、、、
追記04:14、15話。
14話から、カタカナ表記が漢字+ルビになってる!めちゃくちゃ見やすくなった笑
「娘子」も「我が妻よ」から人名表記に変えてあったし、即座に視聴者の要望(だと思うけど)に応えるNetflixさん、ありがとうございます。
ストーカー厳小美が妻を持ちながら大娘まで欲する姿は、「夢華録」の欧陽旭を思い出した。言い分も同じだったね笑
撃退したはずの厳小美がしつこく付きまとうせいで、隣の崔家の殺人事件に巻き込まれてしまったが、犯した罪だと騙されて、それを隠蔽しようとする大娘以外の酈家(范良翰含む)が、若干いみふなんだけど。反面で、酈家には国政に不信感を持たされた苦い経験があるために、この思考に走る気持ちは分からんでもない。一番の悪は騙した崔夫人だが、早合点の母親が更に掻き回したよね、、、
ここは婿たち(范良翰除く)の智慧と探花の名声がものを言って事実は明らかとなるが、ストーカー厳小美はこれからもウザ絡みしてきそうだな、、、探花の杜仰熙を狙う虞秀萼の手も伸びてきたために、二人の周辺は引き続き不安定なままである。
しかし夫婦としては、杜仰熙の熱意が功を奏して大娘の気持ちを変えたようである。不憫な生い立ちから科挙を目指すことを決意した過去を聞かせたのが効いた笑
妻に対して両膝を付く男は信用ならないと言っていたが、自分も既に付いてた気がするがな、、、
追記05:16、17話。
16話からストレスターン来た、、、
虞秀萼って宰相の娘だったのか、これは力の差が大きすぎて難儀だ。宰相の声を聞いた母親の反応と、「芳」の玉佩で何かに気付いた様子の杜仰熙が、宰相(かどうか分らんが)に何を言われたのかは謎だが、急に離縁を切り出した理由は、おそらく大娘や酈家を守るためなんだろう。
これまで、家族一丸となって智慧を絞って敵へ対抗してきたのに、どうして今回は黙って一人悩みを抱え込んでるのかな。皆に相談すれば、大娘や三娘、そして婿たちで活路を見出せるかもしれないじゃない。
虞家に離縁を迫られ、やむなく態度を急変させるので精一杯だったんだろうが、その態度では大娘が不憫すぎんか、、、大娘に正直に言った風の理由も、それが全てではない気がするし、口を噤んで大娘を悲しませる杜仰熙の態度がストレスだわ。
しかも母親(杜夫人)に仲違いの様子を聞かせるために、自分の失態とするならまだしも、去り行く大娘を罵っていたのがマジのいみふなんだが、どうなってんの。
てかさ、虞家の娘が他人の婿を奪うための策略の失態に、怒り狂って叱責したまでは、倫理観の正常な父親だと思っていたが、ただのクズかよ、、、結果、虞家は娘もその母親も全員クズだった。
杜仰熙の母親の様子から察するに、仕えていた奥様というのは宰相の愛人で、その子が杜仰熙なんだろうか。それだと虞秀萼とは兄妹となってしまうから一緒にはなれないよね。一体何を掴まれて離縁することになってしまったのか、謎でしかないな。
杜夫人も大娘も不憫だし、鞭打ちはさすがにひどすぎる。理由はどうあれ今は杜仰熙が憎い、、、
追記06:18、19話。
なるほど、あの場で父親である虞椎義を糾弾するための、謎の行動だったのか。保身のために妻を見捨てて、富豪と再婚したあの親父はドラマ内におけるクズの典型だが、皇帝以下、杜仰熙を打ち首にするか否かの議論で争っているのがよく分からん。
父親をより尊ぶべきだと言って、子供まで連れて来る茶番を見せられたが、命の懸かった議論の割に軽いなー笑
母親と共に子を育てている父親を前提に話を進められても、無意味だと思うんだが。子に見向きはせずとも財力で養っているのなら、そういう議論も分かるが、この場合、海に放られた妻に対して救うことを躊躇い、その後も探そうともせずに再婚し、富豪となって出世した親父を糾弾したら、息子が打ち首になるとか訳が分からない。
母親も同じ位尊ぶべきとかいう議論をする域に、虞椎義は達してすらいないことは議題にはならないのだな笑
なにしろ物凄い茶番だった、、、
糾弾された虞椎義は、杜仰熙の実母を己の次に愛してはいたようだが、結局、同じことを繰り返して、二度目も妻を見捨てたクズだった。自分が逃げることに必死で、娘のことは忘れているのか、、、
しかしここでやっと楽しみにしていた沈慧照(梁永棋)が登場する。堅物で冗談が通じなそうなところもいい、、、
死を覚悟で臨んだ父親への糾弾も無事落着し、今回は、はっきり妻へと両膝を付いた杜仰熙を目撃したぞ。片膝から両膝に直るスピード感が良かったし、何より大娘の嬉しそうな姿を見られて満足した。
桑延讓がああすることは予想は出来ていたが、この人が一番辛抱強くてやることが粋だよね。
そして一難去っても、また一難。
ハイエナ登場でまだストレスターンは続きそう。
追記07:20、21話。
ヤバい、沈慧照がめちゃくちゃイイ。ちょい鼻炎気味の地声も素敵だ。
ハイエナの群れは、ただ好徳と沈慧照を出会わせるだけの役目だったため、解決は早い。物語の軸は、あくまでも婿取り、というところを忘れず、無駄に外野からの横槍を長引かせないところがいいね笑
沈慧照が頑なに結婚を拒むのは、死なせた妹への贖罪と、妻となった者に不幸をもたらさぬためなんだろうが、息子に罪を押し付けた母親の言葉も実に罪深い。そのため長年自責を抱えながら生きてきた沈慧照が本当に不憫だ。
この頑なな心をほぐす相手が、正直者で愛らしい好徳というのがぴったんこだな。
この2話は、ストレスフリーで楽しかった。沈慧照のような冷徹な男が、少しずつ情を受け入れて、人間らしく変わっていく過程を見るのが一番楽しい。
冷徹といっても、裸足にハンカチをはじめ、要所に優しさが滲み出ているため、実はそうではないことは分かっている。そうやって長い間、母親の呪いの言葉に縛られて、他者への情も胸に閉まってきたのかと思うと、やっぱり不憫だよ。
記憶喪失も長引かせず、あの様子だと、おそらく次話では戻っているんじゃないかな。
追記08:22話。
記憶まだ戻ってなかった笑
それでもグンと穏やかで優しくなった沈慧照(梁永棋)がさらに素敵だ、、、このまま記憶が戻らなくても、過去の苦しみから解放されて本来の自分でいられるならそれでいいと思うんだが、おそらくそう上手くはいかないよね。
四娘の気質も、母親や姉妹と比べると、芯の強さはありつつも驚くほど無邪気で穏やかである。それが心地良くなっている沈慧照を見るのも抜群に楽しい。
明日(2月7日)から、「掌心」「仙台有樹」の2作品が始まっちゃうな、、、暇人だけど、ドラマを観るのに忙しい笑
追記09:23、24話。
四娘と沈家がひたすらいい。
煩わしそうな雰囲気だった叔母も味方となったし、祖母は初めっから優しくてストレスも全くない。四娘は、生粋の優しさで正義を貫いて姉妹と智慧を絞りながら人々を救っている。酈家は役人である婿達の性質を掴んで完全に操っているな笑
今回の夫殺し冤罪事件の過程から結果までの沈慧照を見ていたら、実に感慨深いものがあった。
別ドラマの役柄での繋がりを引き合いにするのは無意味だと思いつつ、「墨雨雲間」での沈玉容(梁永棋)が目指しても届かなかった「腐った役人を駆逐して正道を歩む。」ことが、この生で完全に達成出来ている、という思いで謎に安堵したからである。
個人的には、沈という姓も偶然にして同じで、あの虚しくて哀しい最後の姿が深く胸に刻まれたために、勝手に報われた気持ちになっている、、、
あの時、「来世は裕福に生まれ、純粋な善人になれるといい。」と元嫁に言われたことも、このドラマでその通りとなっている姿は、別ドラマだと分かっていても、やはり脳内で繋がってしまうな笑
おそらくこのせいで、四娘の婿取り話がより楽しく観れているんだと思う。四娘のおねだり姿の愛らしさと、それを優しく包み込む沈慧照が素敵すぎる。
追記10:25、26話。
この回で、四娘と沈慧照の未来は概ねまとまったのだが、めちゃくちゃ良かったよ!
途中、祖母を守るために賊を刺したことも、四娘がその事で葛藤する時間を費やす後遺症なども省いて、婿取り話からの軸はブレないのが改めて良いと思った。
ゲスト出演でも悪役の薛八一、、、
記憶を取り戻した沈慧照の葛藤は、おおよそ予想は出来ていたが、なんというか梁永棋の芝居に毎度毎度泣かされる。これが更新を跨がずに2話でまとめてあるのが最高だった。芝居上手すぎんよ。
生き埋め事件は、わざわざあの作品から持ってきたよねもはや笑
柴安や杜仰熙には、若干腹立たしいくだりもあったが、四娘と沈慧照にはそれが全くなく、ずっと楽しく観ていられたのも良かった。
沈慧照の師父のこの先を考えると若干ダルいが、新人のスパイである彼が、あのじじいを裏切ってくれることに期待している。
てかね、通常、最終話が近付くと銭を払って前倒しで観るあちらのサービスを、Netflixではその分も一気に解禁してくれるらしい。何から何までNetflixさんありがとうございます。
追記11:27、28話。
大理寺のあのじじいの暗躍で窮地となった沈慧照だが、華麗に罠に嵌めてじじいの成敗も即終了。新人スパイはブレてはいたものの、じじいの口車に乗せられて悪事は躱せなかったようだ、、、残念。
結果、沈慧照も四娘の手のひらで転がされる、他の婿達と同じ道を歩むことになるが、それもまた幸せそうで良かった。いやほんとに素敵夫婦だったよ、沈慧照がカッコ良すぎた。最後の馬上での心底嬉しそうな顔にずぎゅんとくる笑
次は五娘(楽善)の番だが、いきなり嫁ぐ話となっていたため、以前、四娘と祖母を助けるために手を貸した楊羨がまさかの婿なのかと思いきや、現れたのは何(秦天宇)とかいう初見の男だった。そうなると楊羨との約束はどうなるのかと考えていたが、輿の中を交換して五娘を攫うという荒業を仕掛けてくる。
これまでの放蕩っぷりを思い返すと、皇族という強い後ろ盾を持つ楊羨は、これくらいは余裕でやるんだろうが、婿をボッコボコにする楊羨にはちょっと笑ってしもうた。訳も分からずボコられた秦天宇の当て馬感、、、
ベールを上げたそばから楊羨のちゃらい態度に腹を立て、即座に襲い掛かる五娘はさすがだな。姉妹一武闘派である五娘の輿入れに相応しいこの始まりは、先が楽しみでしかない。
五娘役の黄楊鈿甜は、楚喬伝の続編で楚喬を演じるようだが、楚喬(趙麗穎)の子役時代もこの方が演じていたようだ。それは全く覚えていないが、このドラマを観ていたら、時おり趙麗穎に似ているなと感じることがある。
追記12:29、30話。
五娘が勇ましすぎて、めっちゃ面白い笑
序盤こそ、謎発言や行動が多かった酈夫人だが、権力にはもちろん怯まず、今回は一番真っ当なことを言っていた。そう裕福でなくとも、芯が強く思いやりのある娘六人を育てただけはある。
愚行だらけの楊羨は、権力にへつらう楊家を嫌って、今となっては放蕩息子を演じているだけのように見えてきた。
以前、寺に監禁された四娘や沈家を助けたときも、自分の祖父と懇意にしていた沈家の災難に一目散に向かう良い所もあった。ということは、権力第一の両親や小姑には反発していても、祖父や皇帝の妃となった姉のことは慕っていたのかな。
今の放蕩っぷりは、権力と引き換えに大切な人を犠牲にした両親を、許せぬゆえの反発なのかもしれない。父親はそれに気付いているようだが。
今回は、馬乗りになって殴られる楊羨が、殴られるより馬乗りされたことに極端すぎる反応をしていたことから、女遊びをしていそうに見せて、実は女性に慣れておらず純情なのか、或いは何かのトラウマか、内に秘めるものはありそうだ。
未だ夫に対する敵意は剥き出しの五娘だが、おそらく不憫な楊羨の過去を聞かされたりなんかして、かわいそう→気になる→守ってあげなきゃ!、という塩梅でまとまりそう笑
楊家の母親や小姑、使用人達の動きが不穏だが、二人の絆を深めるために必要な時間しか割かない気はしている。
先が長いと思っていたのも、あっという間で、明日で全話解禁される。
追記13:31~36話(最終話)。
楊羨の懐の広さに仰天したこの6話。
犯してもない罪を当然のように肉親から着せられる楊羨は、これまでもこのような悔しい思いを幾度も経験してきたんだろうと想像する。
この時、楊羨や視聴者の思いを代弁してくれた酈夫人には胸がすく思いで、悪事だらけの江義兄もすぐに捕らえられることを期待していた。
五娘と正式に夫婦になるため、弱点を乗り越え、懸命に彼女の要求したものに取り組む姿勢は、これが楊羨の本当の姿なんだと思わされ、江義兄に嵌められ楊家が破滅した時も、腐らず前向きに生きようとする楊羨を、応援する気持ちにまでなった。
ここまでは良かったんだよ、五娘もその夫の姿を見て、裕福でなくとも共に人生を歩むと決意していたんだから。
それなのに、酈家が仕組んだあの詐欺事件がほんとダルい。
え、これいる?楊家で散々味わってきた、やってもいないことで非難される傷の上塗り、これいるの?
楊羨を更生させるためなどと言っていたが、それなら柴安のくだりからでいいんじゃないの。これまでも散々傷付いてきたのに、騙して絶望させる展開がダルすぎ、、、さらにダルいのは江義兄が罰せられず、3年間のうのうと生きていたこと。めっちゃ引っ張るやん、こいつを捕えるまで笑
結果、傷付けられても3年で富豪となって戻ってきた楊羨が、五娘から罵られることも、え、騙して遠くに追いやったのは自分達なのに?という気持ちになった。
楊羨のかつてのちゃらい姿は、演じていただけだということが分かっていたのに、仕組まれた詐欺で惨めな思いをさせて、金を使いこんだと追い詰めたことがちょっと理解出来ないな、、、
それでもだ、どんなに罵られようと、棒でなぐられようと、床を滑らされようと、ニッコニコで全てを受け入れた楊羨の懐の広さに仰天したのである。陳夫人に慈悲を与えた楊羨を、無理矢理、3年の間に成長したと思わせているが、これは3年苦渋に耐えたためではなく、元々持っていた彼の本質なんだと思うよ。
とはいえ、最後は皆が戻って一つとなり、いい気分で観終えることが出来る。亡くなったと思っていた兄も戻ってきたし、やっぱりハッピーエンドは良い。
沈慧照が一番良かったなー。
因みに、番外も沈慧照が一番良かった。