春家小姐是讼师(春家小姐是訟師)Miss Chun is a Litigator 第一季 | 一言難盡

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『春家小姐是讼师(春家小姐是訟師)
Miss Chun is a Litigator』第一季
2023年 3月 中国 全20話
 
出演
春荼蘼 →庄达菲(莊達菲)
夜叉→黄俊捷
 
 
ネタバレあり
主演の春荼蘼は、罪人の訴訟手続きをしたり、弁護したり、弁護の為に検察みたいな事もやっているのでタイトルにある訟師の役割は割と広範囲な模様。
元々、父親が出鱈目な罪を着せられ、それを助けるため訴状を出し弁護したのが始まりだったが、それを見ていた大理寺の康正源(泰天)と韓無畏(樊治欣)に気に入られ、度々訴訟人として公堂に向かうこととなる。※韓無畏は賢王の世子と言われてたけど賢王がどの立ち位置なのかは分からん笑
 
序盤、車夫として地味に登場した夜叉。
このドラマに関して何も知らずに観始めたこちらから見ても、ボロ切れを纏っていようとこれが男主1だと分かるくらい美しさが際立っている。なんというか、黄俊捷の凄まじく美しい顔面にひっくり返っちゃうわ、、、
 
と思っていたのに、前半は韓無畏と春荼蘼の絡みが多く、あれ?ひょっとしてこっちが1なのか?と登場人物を見に行ってしまったくらい韓無畏が前のめりで登場している。
緩急を持ち俺様気質のこの魅力的な男は、朝廷から重要な任務を担ってこの場に留まっているため、割と最後まで出番が多い。
 
墨舞閣首領の息子、夜叉は、幼子の頃から暗殺者としての訓練を受けて育ち、父に言われるがままに行動しているが、それも、会う事すら出来ない父を信じ、認められたいがゆえである。
 
父親からの伝言だといい閣老が指令を出しているが、視聴者的には、中盤あたりからこの閣老がどうも怪しいと思い始める。置いてきた妹にも会わせてもらえずなんだか人質みたいであるし、妙な薬も飲まされており、もしかしたら首領の父親は既に亡くなって(殺されて)いて、このじいさんが思うように夜叉を動かし利用しているのでは、、、なんて思っていたら、正にその通りの展開になってしまい、母親を早くに亡くし、父ともロクに会えない淋しい幼少時代を経て、愛した物は全て悲惨な最期を遂げると言われている殺し屋夜叉が気の毒すぎて泣ける。
※夜叉の注意が他に向かないよう、じいさんが処理していたと思われるので、勿論春荼蘼も狙われ済み。
 
妹の阿意離もまた、早くからその事に気付いていたため、墨舞閣から逃げ出したところを韓無畏に保護され、共に行動する事になるが、閣老と呼ばれるじいさんに度々刺客を送られる。
その都度、阿意離を守るために闘わねばならない韓無畏の二人の間には何か芽生えている様子であるが、今のところ敵ポジションなのでどういう過程を経て一緒になるのかまだ分からないな。
※阿意離の役柄が実に愛らしく、それを演じる朱林雨も気に入っている。
 
エンディングで、じいさんが捕まり尋問が始まるが、韓無畏が朝廷(皇帝)から託された任務は、墨舞閣を潰すことではなく、廃太子とされた墨舞閣の首領が王位を奪還しようとするのを防ぐ事だったが、首領はとうにこの世にはいないため、息子の夜叉を捕らえよという指令が出された模様。
じいさんはさて置き、墨舞閣の謀反を(死にかけていたのに謎に愛の力で意識を取り戻した)夜叉に押し付け、牢に繋ごうとしているようだが、それに反発し律令書を手に法で戦うと宣言した春荼蘼は、夜叉と共に長安へ向かう。
この感じだと第二季もすぐ始まりそうである。

 

韓無畏は、今のところ朝廷側にいるから敵なんだけど、なんか魅力的でいい男なんだよな笑