明けましておめでとございます。
2019年、そして、平成最後の年の幕があきました。
いま、箱根駅伝2区をTV観戦中です。
中央大学の予想外の奮闘ぶりに感動です。
というのも、TKCと中央大学での勉強会に昨年から今年にかけて参加しているからです。
中央大学の駿河台の施設に通っていると思いがけずに中央大学の応援をしてしまいます。
さて、2019年はどんな年となるでしょうか
一つには猪年ですからひたすら猪突猛進ばかりに前に前に突き進んでくのでしょうか
来年には東京五輪開催を控えていますから東京にあっては開催に向けた都市整備に猪突猛進するであろうと想像できます。
昨年の建設業界は未曽有の好景気、職人不足からくる建設費の高騰には驚かされるばかりでした。
今年は、ある程度は、昨年並みの需要が続くのではとも思われますが、いつ、需要と供給のバランスが崩れるかの懸念は拭い去れません。
先のバブル崩壊やリーマンショックでの教訓は早めにリスクに備えておくことが、いかに大事であったかということでした。
そして、そのリスクは、バランスシートをいかに読み解くことかで浮かび上がってくるのではと感じています。
バブル崩壊前は、損益計算書重視の業績第一に会社の判断を行っていたような気がします。
バブル崩壊後に土地神話が崩れ去り、不動産の担保評価はあてにならなくなったことから、金融資産、不動産を決算ごとの時価でバランスシートを表す時価の会計の考え方が導入されることとなりました。
何かしらのリスクが潜在しているときには、そのリスクが顕在されたときのために、入念なその対策のための準備が必要です。
そのための第一歩として、一定の期間ごとに、バランスシートを時価で計算して財政状態をシビアに確認していくこととなったものと思います。
そして、2020年以降、いやはや既に2019年にも東京五輪後の需要減少のリスクが顕在化されるやもしれません。
その反動がどのようなこととなってくるのやら想像すらつきませんが今年から何かしらの準備を行っておくことが必要かと考えます。
その準備は、何をしておくべきでしょうか?
まずは、自分の現状を、よく理解しておくべきことと考えます。
財産のリスト化、財産価値の算定、財産価値の将来予測等の財政状態の把握と分析を行っておくべきでしょう。
そして、将来の相続税負担によるキャッシュアウトがいかほどになるかの相続税シミュレーションも一緒にです。
いわゆる、現状分析といわれるものです。
他には、日々の収支状況を記録につけておく。
家計でいえば家計簿をしっかりつける。
事業者であれば、会計を自分でしっかり入力し、日々、収支状況を確認しておく。
一度、財産の現状分析をきちんと行い、そして、日々の収支をきちんと記録しておけば、非常時の対策を練る時に現状がよくわかっている分、非常に楽に対策の立案に入っていけることとなってまいります。
2019年中には、財産の現状分析と会計の自計化を進められることをお勧めいたします。
何か、ご質問等がございましたら、メールか電話でご連絡下さい。
荒木達也税理士事務所 所長 荒木達也
(保有資格 税理士、不動産コンサルティングマスター、CFP、トータルライフコンサルタント)
税務会計、相続税申告、相続及び事業承継対策、不動産コンサル業、生命保険・金融資産提案までを一括した財産承継対策のご相談を承っております。
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