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だんだん視力が落ちていく私は
小学生4年生の頃には
家のトイレにも1人で行けなくなった。
見えているうちは
2階で父、母、弟2人と寝ていたが
当時の家はトイレが1階にしかなく
階段を下りるとき
見えにくくて時間がかかり
転倒の危険性があったため、
1階の祖父の祖母と
一緒に寝るようになった。
夜中、トイレに行きたいときは
祖母を起こし
また祖母から決まった時間に
起こしてもらい
トイレに行っていた。
起きてすぐは見えずらく
時間が経つと少しずつ見えてくる。
それを待っていても
いつになるか分からない。
だから見えないままトイレに向かうと
怖くて足がすくんだ。
だから毎回祖母がおんぶをして
トイレまで連れてってくれた。
毎日ありがとう。
小学校4年生の私を祖母がおんぶ。
子供だけどそれなりに大きい。
感謝しかないよ。
祖母と孫の関係で
特別な時間を過ごすことができたよ。
ずっと忘れないよ。
ありがとう。
つづく...
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