数字で見るARK

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Arkのメモ書きなどをまとめていきます

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前回までのまとめで
①タレットの火力
③恐竜の耐久アップの考え方

について紹介しました。今回は最後に各弾抜き恐竜それぞれの被ダメージカット+耐久力アップを含めて計算した場合、タレットの火力が恐竜に対して最終的にどのような結果となるか?について記載します。


弾抜き恐竜の個体毎に被ダメージ (タレットの与ダメージ) が異なることを検証した動画を教えてもらったので、こちらの動画からわかる数値をベースに考えていきます。



動画の恐竜の条件下での被ダメージ

動画の投稿者の弾抜き検証時の状況
・刷り込みなし
・刷り込みなしの為、騎乗者ボーナスもなし
・原始的サドル25% (軽減率50%)

投稿者の検証結果
※ 青文字=トップ3 / 赤文字=ワースト3
※亀は騎乗してもプレイヤーが死ぬので×

Tekタレットについては位置関係に左右されずに安定して弾抜き可能なブロント・パラケラが主流な為、それ以外は一度話から外します。

弾抜きで人気のステゴ、パラケラが実は被ダメージがワースト3だったというのは驚き。



動画の例を現実的な例に置き換えた場合

以下の条件に当てはめて考えてみる
・刷り込み100% (+20%)
・騎乗者ボーナス(+30%)
・ユウティラのバフ(+25%)
・サドルを高品質100%に変更(+50%から+80%に)

※リーパーはサドル上昇分を除外 (-80%)
※ロックは刷り込み、騎乗者ボーナス分を除外 (-20%*-30%)

四捨五入済

ここで算出されたタレットのダメージ数が各恐竜に対する1発あたりのダメージレートと言えます。


恐竜の体力 ÷ この数値 = 弾ぬきできる数です。


条件に当てた刷り込み100%、サドル100%などは必ずしもそう上手くいくわけではないので、あくまでもこれはベストに近い数値の例として参考程度に留めておいてください。


※単体の弾抜き前提の為メイトブーストを省略しました。メイトブーストがかかった場合は弾抜きできる数が1.2倍増えます。



まとめ
数字的にはトリケラ・ガスバグ・ロックOP。

トリケラは最新世代で他よりもHPが低く一見弱く見えるが一番弾数を抜けて長持ちするので、オフラインなどで使える局面では積極的に使っていきたい。

ステゴは柔らかいけど被弾カット範囲が優秀で扱いやすさは頭一つ抜けているので、小〜中規模拠点で気軽に使える感じが便利。

パラケラはやっぱり柔らかいが、プラットフォームサドルの扱いやすさで結局今の時代の主流。



結論
弾抜き目的はこれらの恐竜が優先度が高いです。

・トリケラ
・ロックエレメンタル
・ガスバグ
・ステゴ
・パラケラ  


弾抜きでのダメージ計算の考え方、オススメのタンク恐竜の話はこれで以上となります。お疲れ様でした。


次回
プラットフォーム建築によるタレットタワーの突破例などを紹介してタレットの対処編シリーズを終えようと思います。


その後の予定
今のところ自分でも調べつつ整理したいなと考えているのはこのあたり。

・防衛目線のタレットのセットアップ
・メイン武器vs防具
・歩兵のサブウェポン
・マイナーな武器の使い所を探してみる
・偵察時に巡回すべき各マップの人気の立地一覧
・Arkで役立つ豆知識一覧
・タイタンとMEK
・ブリで突然変異を狙う効率的な方法


それぞれの弾抜き恐竜の具体的な特徴や使い方についてなどは他のサイトで詳しく書いてくれているので省きます。

今回は弾抜き恐竜の耐久力について事前に把握しておくべき予備知識を5つ紹介しておきます。



予備知識⑴ サドルの防御力

サドルの場合の防御力の考え方はWikiに最適解があったので文章を引用。

・原始的サドル25%なら体力2倍
・高品質サドル100%なら体力5倍



例えばHP40,000の恐竜が100%のサドルを着けていると実質HPは200,000



予備知識⑵ インプリントと騎乗者ボーナス
HP、重量、食料、近接攻撃力、移動速度がインプリント率に応じて最大20%上昇

インプリントした本人が騎乗した場合のみ、インプリント率に応じて最大攻防が30%上昇

例えばHPが刷り込みなしでもレベルを上げれば40,000が期待できる恐竜だった場合、インプリント100%にするとHPは52,000になります。サドル100%と合わせると実質HPは405,600です。



予備知識⑶ ユウティラのバフ

ユウティラの咆哮で味方に黄色いバフが乗った状態を最大まで重ねがけした場合、最大25%のステータスアップです。サドル+刷り込み100%+騎乗時者ボーナス時の405,600にバフが入ると実質HPは507,000になります。



予備知識⑷ メイトブースト
メイトブーストは20%のステータスアップです。これまでのボーナス込みの507,000に合わせると実質HPは608,400になります。フリーザ超えました。

隣に同じステの個体が並んでいれば合わせて1,216,800のHPになります。このうちメイトブースト分は合わせて約24万もあるので馬鹿にならない数値です。

良いサドル厳選をし、刷り込みを頑張りしっかりバフを掛ければ、これらの要素だけでも元のHPから比較して最大で30倍近い耐久力を期待できるようになります。



予備知識⑸ 草食はケーキで高速回復

ケーキによる回復の存在はタンクとしての草食恐竜の扱いやすさを後押ししています。

ケーキの回復速度 

・即時HP500+最大HPの10%(回復量上限2100)

・最大HP2600を30秒かけて回復

ヘルスが85%以下になると自動で食べる

・再使用には30秒のクールタイム


クールタイム含め、HP1%でも10分で完全回復できる計算です。腐敗時間が早いので、恐竜には10個強〜のケーキを持たせると良いでしょう。



バフ増し増しの恐竜でケーキをフル回転させればそれだけで単体でも約100万、2体並べてメイトブーストすれば合わせて約247万HPにも及ぶ事となります。


雪フクロウのヒールなども組み合わせながら、複数体の弾抜き恐竜を交代でサイクル出来ると効率がいいです。



前の記事で紹介したタレットの累計与ダメージの大きさとも段々と辻褄が合ってくることが分かります。


この基本的なルールに加え、更に恐竜それぞれのダメージカット率によって被ダメージは個体ごとにバラツキが出てきます。
その要素抜きには正確なダメージ計算には不十分なので次の後編の記事で説明します。



タレットも土台となる壁や発電機などをブチ抜けば突破できるということで、タレットの対処とは若干主題が逸れるのですが、建材の耐久力、それらにダメージを与える武器・恐竜についてまとめます。
 
 
 
建築物の耐久力について
 vs 
 
金属・Tekの建築は耐久力は種類毎に同じ値で表示されています。
キリのよい数値なので壁を基準に記載します。他の建築は10000×いくつの耐久力があるかで考えてください。
 
金属の壁 10000
Tekの壁  10000
 
では同じ数値ということは高コストなだけでTekは損なのか?というとそんな事は無く、Tek建築は多くの武器から被ダメージが軽減されており、ロケラン、C4からは実質4〜4.5倍ほどの耐久力を持っています。しかしTek系の武器からのダメージはそれなりに入る点もあるので過信は禁物です。
 
 
 
武器破壊時の与ダメージ (x必要数) 比較

 

実際にはもう少し種類があるのですが実用的な範囲に省略しました。Tekライフルと大砲はタレットによる迎撃が無いので、与ダメージはC4などには及ばずコスパも高いですが選択肢に入ります。
 
 
洞窟判定倍率
洞窟内では爆発物は建造物に通常よりも6倍のダメージが入るようになります。これも予備知識として抑えておきましょう。
 
 
 
Tek武器の補足
 
Tekライフル
1発当たり2%消費のため、1エレメントで50発撃つ事ができます。対Tekタワーなら強いですが、金属は50発で1450しかダメージを出せないので渋い。

しかしTekには50発で9250ダメージで、例えばTekタレットなら耐久値が3000なので3機破壊できることに。

フォースフィールド(耐久25万)の無い敵Fobに数機Tekタレットがあるシチュエーションなどでは十分有効。

 
Tekサドル
1発当たり4%消費のため、1エレメントで25発撃つ事ができます。実際に検証している動画で確認してみると、金属に対しては直撃で103ダメージ、TEKに対しては503ダメージが入っています。

やはり金属建材に対してはコスパが悪いですがTekには強い。タペヤラはNerfが入ってから射程が超短くなったので使い所が難しいけど、レックスは中々なので良いですね。
 
※ 古い動画を参考にしたので最新だと違うかも。
 
 

ちなみにPC版ですがTekタペヤラが上手く使われている動画。
パラケラとMekで前線を上げながら、MekとTekタペヤラで敵のTekタレットタワーをガンガン潰している様子。


こちらはフルTEKの拠点がTEKタペヤラに瞬殺されている動画。


こうして見るとTekサドルが対Tekに強いというのがよくわかりますね。C4などを着けやすい高さはTEK壁、天井はTEKよりも耐性のある金属にするのが吉。


アースロプレウラ、ティタノサウルスについては今回割愛します。MEK, タイタンについては別記事でそのうち紹介しようにと思います。


次の記事

敵のタレットを対処する事は現役PvPプレイヤーの場合経験があると思います。


これから数回に分けて、普段感覚的に行なっている弾抜きなどについて数値的に分析しながら紹介していこうと思います。①から順に読むと理解しやすいです。


今回は敵のタレットタワーに走って自爆特攻して突破するビール特攻のシチュエーションにフォーカスしつつ、Wikiなどを引用しながらおさらい的にまとめていきます。

 

まずは対応しなければならないタレットのスペックから。

 

 

 

各タレットのスペック

 

植物タレット

威力  32

dps  91.52

距離 L16m, M33m, H67m

耐久 3000

 

2.86発/秒の速さで弾を撃ち、1発あたり150肥料値を消費します。肥料1個あたりの肥料値は54000なので10個あった場合は3600発に相当、時間に換算すると最大で約20分、最大与ダメージは約11.5万です。毎日肥料を満タンにするマメなトライブも中々居ないと思いますが、食タレは火矢でとっととぶち壊してしまいましょう。

 

火矢は秒間22ダメージが8秒持続するため1HITで176ダメージ入ります。これを17〜18回繰り返せば破壊することが出来ます。


実際は肥料値を消費して食タレ自身も回復をしていく為、30発程度を想定するとよいでしょう。


 

 

オートタレット

 

威力 77

dps 220.22

距離 L20m, M50m, H81m

耐久 3000

 

フルスタックで4800発です。同じく2.86発/秒の速さで弾を撃つのでフルスタック時の弾が抜けるまでに約28分、最大与ダメージは約37万です。

 


 

ヘビーオートタレット

威力 300

dps 880.88

距離 L20m強, M50m強, H81m

耐久 20000

 

フルスタックで9600発です。こちらも同じく2.86発/秒ですが、1回で4発の弾を消費します。オータレと比較するとスタック数が2倍でも4倍の速さで消耗するので時間は約14分、威力は高く最大与ダメージは倍の72万です。

 

たまにオータレを少数混ぜている人達が居るのは弾抜きの時間稼ぎが理由という事ですね。

 

 

 

Tekタレット

威力  500 (爆風400)

距離 調べ中

耐久 3000

 

フルスタックで5000発分のシャードです。 2.3発/秒と他よりもやや遅く時間は約36分、最大与ダメージ250万です。

爆破ダメージ判定があるので恐竜のサドルによるカット率を1/4まで抑えることができる点も強いポイント。

 

※Tekタレットは爆風のノックバックもある為注意

 

 

 

タレットの小話のまとめ

攻めの目線で見るとタレットの弾抜きというのは弾数が多いほど時間と恐竜が必要なものということがわかります。

 

しかしタレットの数が少ないタワーなどについては、プレイヤーの耐久力を上げて強引に瞬時に突破してしまう方法があります。

 

ポイントとなるのは防具とビールです。

 

 

 

防具のダメージカット率

防御力◯◯%=その%分HPが上がるイメージ

防御力300で全身を固めた場合1500%なので

Healthが500pの場合は実質HP2000相当となります。

 

それでもヘビタレ1機あたり役2.5秒で死亡。実際は敵のタレットがもっと大量にある場合が多く、より早く死ぬでしょう。

 

 

 

ビールのダメージ耐性

ビールを飲むとスタミナ減少、ダメージ耐性50%、視覚障害といった効果が2分間続きます。スタミナ減少のデバフは持続する為、自爆特攻する際は行く直前に使用しましょう。フォーカルチリの移動速度アップも相性◯です。

 

 

 

盾を構えた場合

原始的な金属の盾の基礎耐久力1250

したがってビール+防具+盾装備時のHP=3250となり、オータレは約14秒、ヘビタレは約4秒耐えるようになります。

 

 

 

まとめ

これらの耐久力強化を組み合わせて数秒の猶予時間を伸ばし、敵タレットタワーや拠点に接近して壊しに行く方法をビール特攻と呼んでいます。

 

敵のタレット数や死角などを把握し、状況に応じて挑戦していきましょう。

 

百聞は一見にしかずというものなので、わかりやすそうな動画を紹介して終わろうかと思います。

 

 

参考動画

 

04:10〜

https://m.youtube.com/watch?v=qb5fP3yLcsA

ビールを飲んで耐久を上げ、敵の拠点のタレットを一気に無力化しています。

 

00:35〜

https://m.youtube.com/watch?v=HCyzIze_Yig

プテラに乗ってビールを飲み、敵のタレットタワーの裏側の死角に一気に潜り込んでいます。

 

 

 

次の記事

タレットの対処編② 金属、Tek建築の耐久力比較と破壊方法


 

 

ArkのPvPの日々のプレイにおいて、トライブメンバーから言葉伝いに知ることや実際に経験することによって知ることが非常に多いです。


そういった知らない事を調べようにも、日本語のサイトではWiki・PS4コミュニティ・lobi・2chくらいしかありませんが、Wikiで分からないような内容はぶっちゃけ調べようが無いです。


海外ではこのようなサイトがあり、日々活発に疑問点に対するスレッドができて議論がされています。

General Discussion - ARK - Official Community Forums


reddit


日本ではこれに当たる役割を掲示板やlobiなどのコミュニティが担えると良かったのですが、残念ながらろくに機能していません。したがって知識的な部分で海外と日本とでは情報格差が出やすいです。


こういった経緯から、疑問点について海外サイトを含めて色々と調べるわけですがかなり労力を使うので、、


せっかく調べてわかった内容は他の人にも閲覧できる形で公開しよう、というのがブログ開設の理由となります。


主に自分の為に調べた内容を記載しますが、コメントで意見いただければそれについても紹介できるようにします。

あと、2018年で更新が止まってしまいましたがArk PvPの攻略まとめブログではこのサイトがとても詳細にまとめてくれています。

とにかく役立つので、ここのサイトのArkの記事でわかる内容は省略していきます。



また、記載内容に誤りがあればどんどんご指摘頂けると助かります。