広島県安芸郡府中町に鎮座するのが、安芸国の式内社にして名神大社の多家神社(たけじんじゃ)です。
神武天皇のゆかりの地と言われている。神武天皇東征の時、安芸国に7年間留まれた。古事記では多祁理宮(たけりのみや)、日本書紀では埃宮(えのみや)と呼ばれる場所の跡に祀られた神社だと考えられてきた。
ところが多家神社は中世には所在が分からなくなっていた。
近世になって総社と松崎八幡宮の間で自分ところが多家神だとのあらそいが絶えず、明治になってからその中間にある誰曽廻森(たれそのもり)に総社と松崎八幡宮を合わせて多家神社を再興した。
主祭神は神武天皇と安芸津彦命。
相殿神に神功皇后、応神天皇、大己貴命が祀られてる。
神社入り口
社号標柱
一ノ鳥居
狛犬(吽)
狛犬(阿)
境内への石段と誰曽廻森の巨きな樹木
石段を上がると鳥居と境内の参道
拝殿
本殿
宝蔵。広島城内あった稲荷神社の社殿を移築したもの。
誰曽廻森の北西にある境内社の貴船神社。
境内社の天神社