京都西部の大原野にある西山善峯寺(よしみねでら)は、西国三十三所観音霊場の二十番札所です。
1029年に源算上人による開山と伝わる山のお寺ですが、源算上人以前から山岳信仰で山に入っていた聖がいた筈です。
観音霊場のお寺はそういう場所が多い。
善峯寺は千手観音を本尊として祀っています。
鎌倉時代には慈鎮和尚や証空上人が住職を勤め、また西山宮道覚入道親王や青蓮院門跡より多くの親王が籠居され、室町時代には僧坊52に及んだが、応仁の乱により大半の坊が焼失した。
その後、江戸時代には徳川5代将軍綱吉公の生母である桂昌院を大檀那として、現在の鐘楼・観音堂・護摩堂・鎮守社・薬師堂・経堂が復興された。
東門からの坂道
山門
本堂への石段
観音堂(本堂)
鐘楼堂
護摩堂
護摩堂内陣
遊龍の松
多宝塔
開山堂