伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)は、石川県と富山県の県境に聳える石動山(いするぎやま、せきどうさん)に鎮座する神社である。

祭神は伊須流岐比古神。

神仏習合の時代には石動権現。

石動山は古代には加賀・能登・越中で信仰された山岳霊場だった。

山上には天平勝宝寺の坊舎が建ち並び、いするぎ修験として栄えていたらしい。

現在山上は、「能登歴史公園」として勝宝寺の史跡が整備されている。

ここまで来るには、離合困難な林道を通らなければならず、対向車に会いませんようにと祈りながら走った。


社号標


鳥居


境内


講堂跡の案内板


何故か錫杖が2本立てられている。


社殿までの石段


濡れてるので、気を付けて登りました。

拝殿


元々はお寺の堂舎の建物だったのだろうか?

神社っぽくはない建物




本殿



五重塔跡

礎石が残ってます。




墓石群


弘法大師を祀った大師堂跡







天平勝宝寺で最も力のあった太郎坊の復元された門。いろいろ散策したかったのだが、着いたのが既に夕方だったため、暗くなる前に帰ることにする。



太郎坊の遠景。

天気が良くもっと早い時間に来れたなら、山頂まで行ってみたいし、史跡も見学したい。