arkeyの現実to彷徨 -14ページ目

arkeyの現実to彷徨

自分の彷徨っぷり。


arkeyの現実to彷徨
「黒南海の海」   伊東潤


文禄の役・慶長の役が舞台。

ある2人の男の運命が絡み合う様を描きます。

「異聞」とあるとおり、サイドストーリー的な小説でした。


自分自身、歴史には明るくないのでどうかなとは思ってましたが、杞憂でした。

歴史そのものがテーマでは無かったからです。

(と言い切っていいのかな。。。)

自分はどう生きるか、誰のため・何のために生きるか、ということ。

著者の方はそういうことを書きたかったのだと思います。



自分的にはとてもタイムリーなテーマだったので、心を押してもらった気がします。


楽しくてすぐに読み終わってしまったので、もうちょっとボリュームが欲しかったかな。

「お前は、そういうことも含めて今の会社を選んだんだよ。」



そう、言われたことがあります。

入社1年目、自分のその境遇を恨んで相談した方が僕に仰った言葉です。


確かに。

選んだのは自分。

そういうことも含めて選んだことになる。


運命。

神のお差し向け。

心の奥底の、僅かな、なんというか、信仰心のようなものがそう思わせてくれました。



その気付きは、答えでした。

この11年間、自分を支え続けてくれた柱でした。

自分の選択は正しかった、と。




けど、、、今もう一度答えが欲しい。

真っ直ぐ立つ柱。

自分、今ブレてる。

他力本願なのかな。。。

帰郷に際して、家族や祖父母、叔父叔母従兄弟に会いました。

会って心が揺さぶられ、揺さぶられてまた思い出したことがあったので書いておこうと思います。



学生の時分に、故郷を離れて県外で生活をしていました。


その県がカラーの強いところであったせいか、

次第に、自分は地元を離れているべきではない、と思うようになりました。

院試を受けようとは思わず、帰郷して就職すべきだと考えました。


否、カラーは関係なく、ただ単に院試から逃げたかっただけかもしれないし、

将来的に両親の面倒を見るのは自分、という心理があったのかもしれません。


運よく地元の企業に入社はしましたが、すぐに東京勤務の辞令に従うことになりました。

そしてもう12年目の夏を東京で過ごしています。


当然、自分の本意とは異なる生活をしているわけで、その葛藤が消え去ることはありません。

それでも、本音と建前は使い分けているつもり。

会社の人間の面前では、「帰らせてくれなんて気ないですよ。」


嘘は上手ではありませんが、殊更これに関してはもう言い慣れました。