もう終わりだ。M区の会計事務は | A氏のあーかいぶのブログ

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 2024年5月24日、M区監査事務局から、会計関係の支出書類の細かい数字等のミスは、たとえ軽微なものであっても会計課審査部門の責任である。各課が会計関係の書類を作成しても、各課は会計書類作成の専門ではないから、ミスは当然ある。それを事後チェックするのは、会計の仕事である。また、各担当課の会計処理の決裁ルートが正しいかどうかを確認するのは会計の仕事である。

これができないようでは、会計失格。職員は増えないが、泣き言を言わずにやること。そんな注文を受けた。

 一見、もっともなように見えるが、書類を作成する各課は、担当がいて、その次に係長(書類を審査する担当)、課長の順で会計処理の決裁を行う。そこでの間違いは不問であるという。これでは、各課は会計処理の実務を覚えることはない。何でもありである。会計審査部門が、「ここがおかしい」と指摘しても、監査事務局は各課に対しては不問のため、各課からみれば、会計審査部門が「うるさいだけで、支払遅延の原因を作っている」としか映らない。その結果、人員増えずに、仕事量だけが増える会計審査部門の職員は、異動希望者ばかりとなって、そのノウハウの蓄積が無くなってしまう。結果、職員による会計事務体制は崩壊する。会計事務は外注している自治体が増えてきているので、委託化されるであろう。

 委託化が想定される業務に配属されることは、「追い出し部屋」に追いやられることである。

 仕事を覚える気持ちがない各課の連中の中には、新システムが入ったのに、マニュアルが良くないと言う苦情をいうのがいる。契約課並のマニュアルを作れと。契約部門は、時系列で一方通行に展開していく事務処理のマニュアルだから簡単。会計部門は、支出書類を作成する際、前払い、後払い、一括払い、分割払い、資金前渡、概算払い、予算科目複数、債権者複数などの要件が組み合わされるのであり、組み合わせ型業務のため、時系列で展開するマニュアルを作成するのは難しい。各パーツごとの説明を行い、その後にパーツの組み合わせを説明する形のマニュアルとなる。そのマニュアルに時系列で展開していく事務処理を取り込むことは困難。そもそも、旧来から時系列に展開するマニュアルなどなかった。今回もパーツの説明のマニュアルを作成し、個々の事務処理は動画、静止画像による画面展開を作成している。いろいろと作成しろといってくるところは、作成物を見ていないところがほとんどである。こんな連中ほど、声が大きいので、私が何もしていない、何もできない無能者であると、上層部から思われている。

 監査事務局の言い分は、一見正当のように聞こえるが、求める内容実現のためには、今の審査担当の人員を倍増させないといけない。各課の書類を作成する職員の数ほどは要らないが、現状で行っていないレベルの業務をやれというのであるから、人員をつけなければできない。ところが監査事務局は人員を補充する権限がない。会計課で人事課に説明し、必要な人員を確保しなさいという。会計課、特に審査部門は立場が弱く、M区の組織内でも軽く見られているところである。だから、人事課に増員願いをしてもかなわない。監査事務局はこの点。十分知っている。これをハラスメントと呼んでも間違いないだろう。M区は、こんなハラスメントを立場が弱い組織、軽く見られている組織に行う自治体である。

 M区は、もう終わりだ。