地域デビューについて | A氏のあーかいぶのブログ

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地域デビューについて      fb 2014.1.11

 昨日の青葉区民会議の中で、青葉区は定年退職者が地域デビューすることを期待しているようだが、実情は退職しても、自治会活動に加わる人が少ないという話が出た。

 理由の一つは、現職中に定年後のライフプランを考えているので、定年になってから、何をするかを考えるのではなく、既に方向性が決まっていることも一因だという。

 私も、50歳の時に「ライフプラン50」というセミナーがあり、「定年後の生き方は、現職中に考えておくこと。」というおすすめがあった。

 定年後に地域デビューではなく、現職中に地域デビューの機会がないと、定年後に自治会活動に加わることが困難なようだ。

 現職中に地域活動(自治会活動)に加わるのは、なかなか難しい現実がある。

 横浜北部の自治会には、私の定義で恐縮ですが、「都市型自治会」と「農村型自治会」がある。

 都市型自治会は、区画整理による開発の結果、他地域から居住してきた人たちで組織される自治会。特徴は、役員の任期が短い。10年スパンで、何等かの役割を担うので、否応なしに地域への関心を持たなければならない、構成員間の平等意識が高い。

 一方、農村型自治会は、旧来の住民がいるところに、ミニ開発等で居住してきた他地域の人とが混在する。人数的には、他地域から来た人の方が多いが、自治会の要職は、旧来の住民(少数派)が占めている。この旧来の住民が、その地域の無形文化財の担い手となっていたり、神社(村の鎮守のお祭りのような感じです)の氏子会を組織している。行政とその自治会トップとのつながりが強い。要職に就くと、任期に制限がないため、長期にわたって自治会の責務を担い、やがて市政功労者表彰の対象者となる。

 また、この農村型自治会は、見えざる格式が残っていて、会長職に就ける家柄がある。旧来の住民間にも、区分がある。旧来の住民だからの理由で自治会の要職に就けない。集団的世襲制で、将来の要職を担う人には、お声がかかる。例えば、消防団どうですか、青年部どうですかとか。

 ちなみに、私も旧来の住民には、属しているが、格式が低い。一応屋号(商店の屋号ではなく、集落内の同姓者を区分するための方策のようなもの)もある。

ただ、私は格式が低いから、消防団や青年部等への参加のお誘いは受けたことがない。

他地域から移住してきた人が、都会の中の農村型自治会に参加する場合は、困難が伴う。農村型自治会は、後継者不足のところが多いようだが、門戸が開かれていないので(規制緩和しないと発展性が?)、その中に入りにくい。

 結果として、そのような地域では、一部の人しか自治会活動に関わらず、住民自治のすそ野が広がらない。

 ここが、今後の超高齢化社会を迎える横浜市青葉区における、行政と住民との協働を考える上で、大きな課題となる

都会における農村型自治会は、旧来の伝統、ある意味日本の良さを維持しているという点では、評価できる。

 しかし、国際化が進む中で、いろいろな国の方も居住してきている。農村型自治会は、伝統を維持するとともに、外来の人を取り込んでいき、それらの人も伝統を保持する側に加えていくことが急務と思う。

 その足がかりは、都会の中の都市型自治会が新たな住民自治のモデルケースをたくさん作っていき、農村型自治会がその良い部分を積極的に取り込んでいく。

 当面は、都市型自治会と農村型自治会の格差が開くだろうが、いつかは、良い意味で収束するであろうと、希望的観測をしています。