運のいい人というのは、どのような人なのでしょうか?
何をやってもうまくいく。
多くの人に恵まれて、困難を多くの人の助力で超えていく。
少ない労力で、多くの富を手に入れている。
一生お金に苦労しない。
健康に恵まれて、いつも元気でいられる。
愛する家族がいて、多くの友達もいる。
運がいい人というのは、さまざまですが、共通しているのは、黙って手に入れてはいないということです。
多くの成功者に共通しているのは、不幸のどん底を潜り抜けて、幸せをつかんでいるということです。
「世界中で最も多くの読者を持つ自己啓発書作家」と言われるオグ・マンディーノは、言っています。
「大きなチャンスの到来を待ってはいけません。
ごく平凡な機会をとらえ、
それを大きなチャンスに変えなさい」
さすが、多くの自己啓発書(『地上最強の商人』『この世で一番の贈り物』『この世で一番の奇跡』など多数)を著している人だけに含蓄に富んだ言葉です。
大きなチャンスをつかむには、準備がいります。
オグ・マンディーノは言います。
「何気ないチャンスは、日常生活にあふれていますが、それに気付けない自分がいるだけなのです」
運のいい人というのは、日常的に転がっている小さな運を決して見逃さない人のことなのです。
そして、普段から小さなチャンスを決して見逃さない訓練ができているから、大きなチャンスが来た時に、すっかり準備はできていて、決して取りこぼさない、ということなのです。
日ごろから、ひとつのことに集中していると、アンテナが敏感になり、今までチャンスと見えなかったことが、新たな可能性として見えてくるようになるのです。
今からでも、小さなチャンスを取り逃がさないように心がけましょう。