血塗ラレタ日記 -3ページ目

血塗ラレタ日記

阪神タイガース、ブラアラキ、メタル、たまにオタク

9連休8日目の今日は、朝から横浜方面へブラり

 

夕方からお久しぶりの◯ーじさんと合流し、地下アイドルのライブ2件にお付き合い

 

 

洋楽やで
VOLCANO」(2002年)

SATYRICON

 

ノルウェーのブラック・メタル、サテリコンの5th

 

この5thリリースにあたり、ブラック・メタル界では異例の大手レーベル(EMI)と契約

 

全体的にスピードは抑えられ、リフもシンプルとなったものの

 

淡々とした中から恐怖心を煽るような知的さを垣間見せ

 

多様化するブラック・メタルの中にあって新世代ブラック・メタルの指標となった作品

 

 

 

PLAGUEWIELDER」(2000年)

Darkthrone

 

ノルウェーのブラック・メタルの老舗、ダークスローンの8th

 

初期の頃の地下臭い暴走サウンドは薄めで、SATYRICONにも通じる擦り込む様なリフの音色、殺傷性とキレの良さが格段に増しすつつ、分かり易いメロディを刻むリフも随所で聴かせる作品

 

 

 

SARDONIC WRATH」(2004年)

Darkthrone

 

同じくダークスローンの10th

 

シンプルで野太くノイジーながらも輪郭のはっきりしたささくれ立ったリフ

 

そしてスピード感・勢いがありながらもミドル・パートとの緩急の落差がある展開

 

初期ノルウェー・ブラックメタルの廃退的密閉感も強く押し出された傑作

 

 

 

Circle the Wagons」(2010年)

Darkthrone

 

同じくダークスローンの14th

 

12th頃からハードコア、パンクに接近した作品が多くなり、それが更に深化した作品

 

ブラック・メタルハードコア、スラッシュ・メタルや正統メタルの要素も隠し味的に盛り込まれた音楽性に

 

 

 

The Underground Resistance

(2013年)

Darkthrone

 

同じくダークスローンの15th

 

前作までハードコア、パンクにかなり寄ったサウンドだったのが、80年代の正統派メタル、パワー・メタルへと変身し

 

ブラック・メタルの要素が非常に薄まった作品

 

ブラック・メタル黎明期から活動しているバンドでありながら、いろんな音楽性に挑戦し、コンスタントに作品をリリースしている事が凄い!