【ツイート詩ログ】571~580 | CLIO

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最近は詩を中心に書いています。
作詞活動の記録も少々。動画も貼ります。


ツイート詩・ログ

ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです



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571.心は泣いて泣いて、大きな水溜まりの中にいる。長い間立ちすくんだ私の足は、錆びて付いて動かなくなっていた。今更追いかけたくなったって遅いのに。

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572.ビルの間を冷たい風が過ぎていく。速く、速く。そうやって急く人達が起こす、冷たい風が過ぎていく。

0318

573.貴方が私に求めたのは答えだったのか、それとも貴方の答えに対する許容だったのか。今となってはもう解らない。

0319

574.呼び止める声を横に流して、早足で進むの。左右を確認していたら、逃してしまう気がして。焦る、焦る、都会の穴。

0320

575.言葉に意味を持たせることなど出来ない。今放った私の言葉に意味を探るのは、私ではなく貴方のほうだからだ。

0321

576.時間という概念。世界という現実。計算された奇跡と悲劇。愛しい君の姿形。全てをこの脳味噌に抱いたまま、胎児に戻りたい。そんな思い上がった願望。

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577.今日笑ってられたら、明日も笑っていられるって信じられる気がするの。

0323

578.明日が来なかったらどうする、ですって?きっと今日を永遠に繰り返すのでしょうね。

0324

579.涙じゃ心は洗い流せないのね。いくら泣いたって綺麗な感情は帰ってきてくれないわ。

0325

580.終わりたくないの、終わらせたくないのよ。だから結末はあえて読まないの。最後の数ページだけ残しておくの。どうなったかを知らなければどうにでも出来るでしょう?