うだる様な暑さの中、目が覚めた。

隣を見ると相部屋の同僚はいびきをかいて寝ている。

呑気なもんだ、と舌打ちをして手元の携帯を見る。

大量の着信履歴を確認してまた舌打ちをする。

どうして俺をそっとしといてくれないんだ。

冷蔵庫を開けるが、昨日買ったはずのコーラが無い。

同僚の枕元に空になったコーラのペットボトルが有るのを確認し、溜息をつく。

仕方なく蛇口を捻り水を飲む。

カルキ臭い水が喉の渇きを潤し、少し気分が落ち着いた。

今日の予定を確認する。

今日もやるべき事が山積みだ。

カリスマホストとしての己の宿命を呪いながら服を脱ぐ。

もう風呂に入る時間だ。

風呂に入る前に自分の身体を確認する。

鍛え上げられたこの強靭な肉体なら、今日の激務にも耐えられるだろう。

「頼むぜ、相棒」

自分の身体に呟き風呂へ向かう。

風呂に入る間際、携帯の着信音が鳴る。

まだスマートフォンでは無い携帯の着信音はどこかチープに聞こえる。

踵を返し部屋に戻り携帯のディスプレイを確認する。

社長からだ。



「…はい、わかりました」

またひとつ予定が増えた。

服を着ずにカーテンを開け街を見下ろす。

「この街は、俺が変えてやらないとな」

不意にそんな独り言が口をついた。

彼の名前は日向真。

彼の伝説は、まだ始まったばかりだ。








…と、こんな訳の分からない事を書いてしまうぐらいに今日は早起きして時間が余ってます。

連載はおそらく継続しませんが、今日も頑張ります。

本日も、クラブアークをどうぞよろしく。