んまぁ〜どうでもいい話題ですが、私は整備の時にゴム手袋を装着します。
お客さんさんなら私が実際に手袋を装着しているところを見たことがあるって場合もあるでしょう。
DIYで整備をする人や、自転車いじりが好きな人はぜひ参考に(笑)
私は一切合切をぜーーーんぶ独りでやっていますので、超絶汚れ作業をしていたかと思えば、ボディーや内装を触らなければならないなんてことも頻繁にあるわけです。
例えば、オイル交換をしてからステッカーに距離と日付を記入して内装のどこかに貼り付けるって時ですね。
手袋がないとあっちこっちにオイルが付くし、油性マジックやステッカーもオイルでベタベタ。
きっと内装も汚してしまうでしょうね。
そうそう。あと、トイレに行きたい時(笑)
手袋なら「ポイ」で速攻トイレに行けます。
これほんと重要で、股間やお尻をオイルでヌルヌルにさせるのだけはホント勘弁です。
そもそもオイルは発癌性がありますし、ケミカルは粘膜に重大なダメージを与えるものも多いです。
あと、ゴム手袋は甥っ子たち(乳幼児)がウ○チした時や、トイレ掃除なんかにも大活躍します。
と、まぁそんなわけでゴム手袋は私にとってなくてはならない相棒なわけです。
しかし❗️
コロナウイルスが流行したせいでゴム手袋の需要が爆発的に増加してしまい、私が愛用していたゴム手袋が販売中止(終了?)になったり、メーカー品は軒並み値上げしたり…
皆さんはゴム手袋なんて「どれも一緒」だと思っているでしょう??
これがそう簡単ではないんです。
ゴム以外にもPVCなどのプラスチック手袋やビニール手袋もありますが私が使用するにはあくまでゴム手袋です。
んで、使用するのはもっぱら「ニトリルゴム」です。
他にも天然ゴム(ラテックス)の手袋もありますが、天然ゴムのものは耐油性が全くありませんので、整備には問答無用で不向きです。
じゃあニトリル手袋を買えばいいんだな??
と、ここからが非常に厄介なところ❗️
ニトリル手袋は製品によってめちゃくちゃバラツキがあるんです。
装着する時の引っ張りで作業前に破けてしまうもの…
何故か水に濡れると破れやすくなるもの…
薄いところと厚いところの差が激しいもの…
冬になると伸縮性が低下するもの…
まぁとにかく低品質なものがかなり多いって事です。
用途が「整備」ではなく、ただの消毒や簡単な掃除ならばこれでも良いのかもしれませんが、ひとつの作業の途中で何回も何回も手袋を変えなければいけない状況は本末転倒ですよね。
それに、もしトイレ掃除中に手袋が破れると心が折れそうになります。
神の見えざる手の如き万能感から、素手便器コスリにまで一瞬で転落します。
ちなみに、コロナウイルス流行前に使用していたニトリル手袋は「帝人 pure SOFIT」です。
これは恐らく販売終了のようです。
現行の帝人製ニトリル手袋は旧製品のpureSOFITほど優秀ではありません。
それでも無名メーカー品や謎の中国製よりは100倍良いですけどね。
ミドリ安全のVERTE(厚さレギュラー)も使ってみましたが、厚さがある割に裂けやすい印象です。その後リニューアルしたようですが、リニューアル後は使用していません。
リニューアルでかなり裂けにくくなったとの話もありますので、また試してみたいですね。
ただ、コロナ禍で値段が爆上がりしたままで超割高です。
コロナ前の2倍以上の値段で販売しています。
あとはメカニックグローブなども製造しているエステー化学ですね。
エステー製品はモデルローブという名で販売されています。
耐久性は帝人のpureSOFITと同等かそれ以上だと思います。
また耐油性や耐薬品製に優れており、キャブクリやエンジンコンディショナーの使用にも耐えてくれます。そしてそう簡単に破れたりしません。
ただ、フィット感が希薄で細かい作業はちょっと苦手かも…
pure SOFITは本当に素手感覚だったからな〜
ただ、整備にはモッテコイの超耐久で非常におすすめです。
私が使用しているのはマレーシア製ですが、現行はベトナム製に変更されているようです。
ん… 大丈夫か??
トラスコ製は価格が安くて性能もソコソコです。
耐久性はモデルローブを100とすると概ね70と言ったところ。
軽作業ならこれで十分でしょう。
いや… 最低これくらいは欲しいって感じかな??
有名メーカー品は多少の得手不得手やコストカットなど見られるものの、二流以下の製品とは圧倒的な差があります。
仮に値段が半額でも「安いニトリル手袋」には手を出さない方が良いです。
安い手袋を買うと、結局「倍以上」の手袋を消費してしまいます。
マジですぐに破れる
本気でニトリル手袋を買おうと思っている人は厚さ0.1mmをオススメします。
0.1mmはレギュラー扱いで、よく販売されているのは極薄や薄手のもですが、やはり整備に使用するには0.1mmは欲しいところです。
また、値段がちょっと高いものは指先部分が厚めに作ってあったり、滑り止めのエンボスが施されていたりと、ただ高いだけではなく嬉しい工夫がなされています。
粉付か粉無しかは好みでいいと思いますが、粉付は予想以上にあちこちに粉が付いてしまうので、手袋を外した後に手を洗う必要があります。
色は白とブルーがあります。食品を扱う場合はブルーでないといけませんが、整備に使うなら何でもOKです。
ゴム手袋だけでかなりの文章になってしまいましたね(笑)
ちなみに私は結局エステー化学のモデルローブを使用しています。
えぇ… ヒヨコさんにお世話になっております。
もちろん整備以外にも使えますので、一家に一箱持っておいて損はありません。
掃除はもちろん、私は魚を捌く時に使いますね。
他にも調理中に生肉を触る時なんかも便利です。
雑菌の混入が許されないベーコン作りにも使います。塩漬(パンチェッタ)にして熟成するのですが、この時に雑菌が入っていると後の塩抜きで一瞬で肉が腐敗します。
ってなんの話だよ❗️
皆さんも買って使ってみてください(笑)