ケミカルを適材適所使う事は時間の短縮にもなります。
今回は吸気系の洗浄ケミカルを紹介しようと思いますので、是非参考にしてください。
まずは洗浄力の強い順にケミカルをご紹介。
左から順に…
①NC-900RCR ニューテック
②エンジンコンディショナー ワコーズ
③エンジンコンディショナーキャブ用 ドライブジョイ
④スーパーキャブレタークリーナー泡タイプ ヤマルーブ
⑤スーパーインジェクション&キャブクリーナー ヤマルーブ
⑥スロットルバルブクリーナー ワコーズ
うちで使用しているのは以上の6種類です❗️
洗浄力が強いほど、ゴムやプラスチックを痛める危険があり、また中々の毒性です(笑)
時々、パーツクリーナーで汚れを落とそうと一生懸命な方がおられますが…
貴重な時間と体力の無駄で、しかも綺麗になりませんよ(笑)
汚れや使う場所によって使用するケミカルを分けますと…
燃焼室などの焼き付いた汚れ
…①一択です❗️でも高価なのでココ一番の燃焼室のみに使用
EGRやインテークポートの汚れ
…②③④ ジュワッと吹いて5分放置で本領発揮。ガソリン系統にも大活躍します。それぞれの特徴は②強力 ③安い ④泡が多い
どれか1本選ぶなら、④がオススメです。ノズルが金属製で細く、ダイハツの細いPCV穴に突っ込んで洗浄できます(笑) でもEGRには②か③があると心強いですね。外気に触れるアルミパーツに使用する場合は、最後に水洗いをするかパーツクリーナーでよく洗浄しないと白い腐食膜ができてしまうので注意が必要です。
スロットルバルブやISCV、OCVの汚れ(電スロではない)
…④で決まり ブローバイ系の汚れをとてもよく落としてくれます。500mlと容量もたっぷりなので安心。 焼き付いていないオイル汚れならばこれでガンガン落とせます。
スロットルバルブ(電スロやモリブデンコート)
…⑤⑥ ⑥は電子制御スロットルやモリブデンコートにとても優しいのですが、洗浄力はかなり弱いのが難点です。個人的には⑤がオススメ❗️ この⑤と⑥はザックリ説明するとアルコール+溶剤のようなクリーナーなので、成分が残りにくいのが特徴です。例えば、ISCVを分解しないで穴から注入するだけの時などにも役立ちますね。
今まではヤマルーブ2種とニューテック 2種をメインで使用していたのですが、ニューテックのキャブ&インジェクションクリーナーが廃盤となってしまい、気がつけば6種類に増えてしまいました。
中古車を「仕上げる」のも一苦労(1ヶ月かかる❗️)ですが、やっぱり生まれ変わった車を見ると達成感が湧いてきます❗️
要は… 楽しい(笑)