2月も終わりますね。
で
古い昔の2月のこと。
行くか?
行く、行く。
オマエは、期末試験だろう。
それでも、行きたい。
遠い昔、世界の耳目を集めるビックイベントのチケットを戴いた。
当時、世界最強、無敵の世界チャンピオンと言われたマイク・タイソンのタイトルマッチである。
試合会場は、31年前(1990年の2月11日)の東京ドーム。
試験を数日後に控える息子を連れて見に行くことになった。
下馬評は、タイソンのKO勝ちが圧倒的で、負けを予想した人など先ずいなかった。
ところが、いとも簡単にタイソンがマットに沈んだ。
信じられない光景に目を疑った。
これがタイソンにとって初の負け試合となった。
この試合を境に、不祥事が続き彼の転落人生が始まった。
油断大敵。
勝ちを信じて疑わない彼にとって、日本での試合は物見遊山的なものだったのだろう。
昨年11月に54歳になったタイソンがロスでエキシビジョンマッチを行い、大きな話題になった。
その報酬、1千万ドルは全額チャリティーに寄付というから、それが本当なら、彼も随分と変わったようだ。
彼にとって初の負け試合を、息子と二人で目の当たりにした。
今から考えるとなんとも感慨深い。
試験勉強をさぼって試合を見に行くような息子。
連れて行く愚かな親。
そんなだから、数年後の大学入試にも失敗し、彼は浪人の憂き目にあった。
タイソンが敗戦した日と同じ2月11日(建国記念の日)。
試合に連れて行った、今、医師をする息子ファミリーが、バレンタイン・チョコをもってやってきた。
そして、
断捨離の一環で出てきた試合のカタログから、30年前のタイソンのタイトルマッチの話しになった。
タイソンの名を聞くと、今でも驕る平家の喩えが浮かびます。
さて
コロナはたくさんのことを教えてくれた。
行政の不効率、機敏に対応できない規制の数々、デジタル化の遅れ、ゾンビ企業の多さ、緊張感とスピードの劣化、医療体制の不備、ワクチンや治療薬など新薬開発力の後進性などなど。
こうした一連の日本の劣化の多くは、新陳代謝を妨げる老害大国に起因しているのではないか。
よく見ると、政治、経済、文化、スポーツ、芸能に至るまで、今、日本の各界を牛耳るのは、老害リーダーである。
で
国に蔓延する老化現象が、停滞の主因だと思えてしまいます。
こんな不謹慎なことを言う人はいないでしょうが、お叱り承知で個人的には思います。
老害は、進歩、革新の芽を摘む。
それだけでなく、働く若い人たちからすれば、存続の危うい社会保障の足を引っ張っているのも我々高齢者。
高齢者が少なくなることが、彼らの負担の軽減に直結する。
前に、このままでは企業のトリアージがくる、感染者のトリアージも来る恐れがあるなどと書きました。
豪雨による河川の決壊で、2軒の家が取り残され、水没の危機にある。
一軒の家には年老いた二人。
もう一軒には、子どもを含めた若い5人の家族。
どちらかの1軒しか助けられない。
その時あなたであれば・・・・
解くのが至難な倫理上の問題である。
もし効果があるならワクチンは若い人から。
死は自然の摂理に任せ、老兵は後回しでいい。
そんなにうまく事が運ばないことを承知しながらも、ボクは思っています。
完璧を狙って石橋を叩いてすら渡ろうとしないかに見える今の日本は世界に取り残されるばかり。
チャーチルは、いみじくも言っている。
・完全主義では、何もできない。
ボクもそう思っているのですが、いかがなものでしょうか。










