ARKのあんなこと、こんなこと

ARKのあんなこと、こんなこと

「我以外みな師なり」を胸に、街に溢れる教えに感謝の備忘録

 

 

明日(8/12)は、銀座ライオンで高校時代の数人と会う。

 

ここにきて、高校時代の友人二人が奥さんの認知が進み、家を出られなくなった。

 

一人は、山形なので、もう一人の男の励ましも兼ねて、彼の家の近くに場所を決めた。

 

結局、それでも無理で、主役がいなくなり急遽会場を銀座ライオンに代えたようだ。

 

 

段取りをしてくれた男が電話をくれた。

 

ARK、銀座ライオンになったから。

 

分かった、楽しみにしているよ。

 

待ち合わせは、○○時に銀座三越のライオン前だから。

 

直接、店に行けばいいじゃないか。

 

まあまあ、そう言うな。

 

銀座ライオンに行くのにライオンの前で集まるなんてシャレにもならね~ぞ。

 

 

何人くらい集まるのかは知らないが、傘寿(80歳)を超えた老いぼれ男女が連なって銀座を歩くなんて、様にもならないだろう。

 

高校時代のバカをやった、本当に会いたい悪友たちは、みんな、すでにこの世にいない。

 

さらに、

亡くなった悪友たちを除けば、昔から自分から声を掛けて、人と会いたい性分ではない。

 

しかし、

声を掛けてもらったら、極端を言えば万難を排しても都合は付ける。

 

去る者は追わず、来る者は拒まず。

お声を掛けてもらえるだけで儲けもの。

そんな心情である。

 

 

先日、ボクの頭はお花畑で、のべつ幕なしに思いが支離滅裂に飛んでしまうことを書いた。

 

その時、高校時代の一人の悪友を思い出していたが、キリがなくなるのでこれを書かなかった。

 

それを少し。

 

 

ARK、オレよう、女にビンタを食らっちゃったよ。

もう、顔も見たくないって、ものすごい剣幕で怒られちゃってさ。

 

どうした?

 

別れる時に、「ハイ、ごくろうさん」といって、尻をぴしゃんと叩いたのさ。

オレは、本当に労いの気持ちだったんだぜ・・・・

なんたって、前の晩から何回やったか分からないくらいだからさ。

女ってわからねえな~。

 

 

他校の女子生徒との不純異性交遊(不法な淫行)だ。

 

確か、高2の時だったと思う。

 

当時、ボクは女性は全く知らない。

手を握ったこともない、キスもしたこともない、デートも無い、の無い無い尽くしで、もてない男の標本みたいな男だった。

 

悔しいので口にこそ出さなかったが、羨ましかったことが鮮明だし、童貞の身には何とも刺激的だった。

 

 

ストリップ劇場の初体験も、高校時代の別の悪友から。

 

受験に失敗し浪人中に、彼なりの励ましでもあったのだろうが、浅草のロックに引っ張って行かれた。

 

劇場内は立ち見もびっしりで、それこそ立錐の余地もない。

入れ替えなんてなかったのか、回が終わるとそれこそ席の奪い合い。

 

ボクはまだまだ初心(うぶ)で、照明が明るくなると誰か知ったヤツに会いはしないかと、そっちばかりが気になっていた。

 

 

そこへ、「ARK,ARK,こっちだ、こっち」と座席の上に立って大声でがなり立てる声。

 

悪友が確保してくれた席に行くには、舞台に上がらなくてはならない。

 

せかす友、知った人に見つかるのをひたすら怖がる自分。

 

例外的な1~2度を除いて、ボクがストリップをみることが無くなったのは、そのトラウマもある。

 

この男は、今でいう押し活か、お気に入りのストリッパーを追いかけ地方行脚までしていた。

 

その旅先で、地元の女性とねんごろになったのも再々だ。

 

 

これまた、別の高校時代の悪友は、一早く早大に合格。

 

ボクの受験失敗を知り、安酒をもって、これまた慰めと励ましに来てくれた。

 

酔った勢いで、どっちの持ち物が大きいかになって、並んでズボンを脱ぎ、それぞれに自分の持ち物を懸命にしごいた。

 

物差しで測る段になると、「オマエ、ズルするなよ、定規を腹にめり込ませてるじゃないか」なんてことを互いに言い合った。

 

 

この男、卒業しても定職に付かずブラブラしているので、言った。

 

オマエ、何考えてるんだ、これからどうするんだ?

 

すると、

生意気に、

オレは、世界を放浪し、世の中をよく知るつもりだ。

 

それを聞いて、

バカヤロー、親のすねをかじりながらいっぱしのことを言うな。

それを言うなら、世界を放浪する前に、親の元から出ろ!

 

 

それから一か月もしない内に、新婚早々の我が家に、風呂敷ひとつで転がり込んできた。

 

ボクは仕事で帰宅は最終電車も多く、昼間はカミさんとこいつのふたりだけ。

でも

男と女のそっちの方の関係は心配はしたことがないが、新婚一か月もしないオレの夜の楽しみには大いに支障があった。

 

 

さすがに、それを気まずく思ったのか、1~2か月で我が家を出て、すぐ近くにアパートを借りて、アルバイトを始めた。

 

様子を見に行くと、早速にも、アルバイト先の女性を引っ張り込んで、軒先には、下着や赤や黄のパンタロンが干してあり、相変わらずの手の早さを知り、そのまま寄らずに引き返したことも再々だ。

 

 

高校時代の気の置けない悪友は三人。

 

こいつらは、無二の親友、かけがえのない存在で、バカな話はいくらでもある。

こんな話をしていたら、またまた、のべつ幕なしになる。

 

なんとも寂しいのは、こういう悪友がもうこの世にいないことだ。

 

 

ボクを入れたこの四人。

 

共通するのは、一人として女にもてるような男前がいないこと。

 

共通しないのは、ボク一人を除いて、三人とも若い時から女性に不自由したことがないこと。

 

世の中は不公平だ。

 

アイツらにだけは、無性に会いたくなる。

 

 

さて

高校時代のクラス会と同期会は、傘寿を機会に終わったので、もうこうした非公式な集まりしかない。

 

悪友もいない。

だが

声を掛けてもらえる内は、多少の無理はしても参加させてもらいたいと思っている。

 

 

写真は記事と関係ありません。

 

久しぶりにジャズを流していたので、そのジャケットと、手元にあった古く懐かしく、元気な頃の写真などを適当に添付しましたが、それでは、今と昔が分からなく不公平なので、6月の大阪の時に築100年さんが送ってくれた老いた今の写真を最後に一枚載せました。