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うつわ処七五郎の店長日記

うつわ処七五郎の店長の角谷です。有田焼の焼き物の事や、とりとめもない日々の雑感を書いています。

ちょうど1年前、風呂屋さんで言われたことが

きっかけで、顔周りの白髪をはさみで切るのを

やめました。

 

白髪は抜くと、次の毛が生えてこなくなると

聞いているので、絶対に抜かないようにして

いました。でも、だんだんと白髪が目立ち始め、

はさみで切ることでごまかしていました。

 

切ると伸び始めた毛がピンピン立てって、それは

それで不細工な気がしていたし、年もだんだんと

高齢者の部類に入ろうかということになって、

あきらめというよりも開き直りで、「もういいや!」

となりました。

 

今はだいぶん白髪が見えています。初めは気になって

しょうがなかったけど、もう慣れました。黒い髪に

混じって、白い髪をアクセントに部分的に入れている

ようなものかな。

 

きれいに白髪と黒髪がコンビを組んでくれて、お洒落

な雰囲気の頭になったら理想なんだけど・・・。

 

昔と違って、白髪を染めないという選択もできる時代

になって、楽になった面も大いにありますね。染める

のは髪を痛めるので、いやだなと思っていたし、面倒

くさいなとも思っていたしで、今の時代に感謝する

次第です。

 

果たして思うように年を重ねることができるかどうか、

楽しみでもあります。

この前の月曜日、若い二人連れの女性が当店に

いらっしゃいました。

 

軽やかでお洒落なお二人で、なんとなくこの辺の

お客様ではなさそうです。

 

気に入ってお買い上げいただいたのは、ひとりが

透明感のある紺色の多様鉢と木製のバターナイフ

(可愛い動物の形をした)、もうひとりがコバルト

ブルーのうどん鉢でした。

 

その両方ともブルー系の器ですが、我々から見て

垢ぬけた器と思いますが、なかなか人を選ぶので、

そう簡単には売れないタイプです。しかし、さすが

都会からお出でた方は違いますね。センスがいい!

 

この3連休にうどんを食べるためだけに、東京から

二人でお出でたそうです。片方の方はその思い出に

うどん鉢を選んだそうです。

 

我々としては、東京の方がお店に入ってみようかと

思っていただけるだけで、ましてやお買い上げいた

だけるというのは、ものすごく光栄なことです。

有難いし、自信につながりますし、これからももっと

頑張ろうと思えてきます。

 

何気ないことですが、日々の商いでは気が付かない

点で、地道にぼちぼち頑張ろうと思い直しました。

坂出市には”坂出金時”なるものがありまして、

金時人参、金時芋、金時みかんがそうです。

 

どれも坂出市の東部の畑で採れる作物です。

金時人参はお正月のお雑煮や煮しめ、なます

には欠かせません。金時芋はさつまいもで、

甘くほくほくした美味しいさつまいもです。

金時みかんは皮の色が普通の温州みかんより

だいぶん橙色で、甘みが強く、都会の小売店

やデパートにも流通していて、人気が高い

みかんです。

 

さて、その金時芋を今朝いただきました。

近所の喫茶バラ屋さんが知り合いの方が

作っていると、スーパーの大袋一杯ぐらい

たくさんの量をいただきました。

 

我が家は息子もさつまいもの煮物や大学芋は

大好きで、私もおやつに焼いたさつまいもを

食べたりと、さつまいもはたいてい家に常備

しています。

 

当分、さつまいもを食べる頻度が高くなりそう

ですが、腸活にも良いので、機嫌よく食べたい

と思います。