こんばんは。
今日は外に出ただけで
汗が噴き出るような暑さでした。

まだまだ残暑が厳しいですね…

ここ最近、治療が順調に進んでおり、
心にも少しずつ余裕ができ始めているため
改めてこの病気について勉強しようと思い
いろいろと調べたりする作業を始めています。

あくまでも素人がネットや本で調べて
蓄えた知識になりますが
この病気を知ってもらうためにも
自分が知り得た情報は

ブログに残そうと思います。

私のブログの中で
「CD4」や「ウイルス量」という
ワードが登場してきたと思いますが
「CD4」「ウイルス量」と書いてあっても
何のことかわからない方が

多かったのではと思います。
(説明不足でごめんなさい)

この治療をする上で重要な指標が
「CD4」と「ウイルス量」になるのですが…

今日は、この「ウイルス量」について

書きたいと思います。


まず、ウイルス量とは…

病気の進行速度を示すもので

体の中にいるウイルスの量を指しています。

ウイルス量に関してはとても分かりやすく、
ウイルス量が少ないほど、

病気の進行速度は遅くなり、
ウイルスが多いと進行速度が速く、

感染力も強いとされています。

感染初期は、急激にウイルス量が高まるのですが
そこから少しずつウイルス量が減っていきます。
そして6が月程度過ぎると
ウイルス量がある一定量から減らなくなります。


この時点をセットポイントというのですが、
セットポイントのウイルス量が多いほど、
病気の進行速度が速いと言われているそうです。

なので、自分の体内のウイルス量が
どのくらいなのかを検査するのは、
治療をする上でとても重要になります。



<ウイルス量の見方>
ウイルス量は血液1ml中のHIVの量を測定し、

○×10□コピー/mlで表します。
×10□の□=指数(桁数)が重要です。

例)2.0×10の4乗=20000コピー

↑分かりにくいですよね…ごめんなさい。



保健所や病院で受けられるHIV検査では、

陰性or陽性は分かっても

ウイルスの量までは調べてもらえません。
拠点病院で血液検査をして
ようやく体内のウイルス量が分かるのです。

陽性が発覚した時に
不安や恐怖で拠点病院への受診を
躊躇してしまう方もいるようですが…
ウイルス量のことを考えると
早く受診するに越したことはないと思います。

・ウイルス量が多いと進行が速い。
・ウイルス量は拠点病院で検査しないとわからない。

この二点が頭の片隅にあるだけで、
万が一、この病が自分に降りかかったとしても
すぐに行動に移すことが

できるのではないかなと思います。

HIV治療の目標とされているのは、

ウイルス量を検出限界未満に

維持し続けることです。


※現在の検出限界未満は

 20コピー/mL未満とされています。

私は、8/14の検査で

検出限界未満になりましたが
これを維持し続けていかなければなりません。
一生涯、この目標を

追い続けなければならないのです。

万が一この病が

自分に降りかかったとしても…と

先ほど言いましたが、

“感染しない”ということが

一番重要なことです。

自分の身を守れるのは自分しかいない…
そのくらいの意識をもって、

後悔しないために

どうか感染予防は徹底してください。


次回は、CD4について書こうと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました!


アリスのmy Pick