リクシルのような便器メーカーの建具でリノベーションしたかったのですか?
はじめに
大手マンションデベロッパーの商品企画の担当者から聞いたショッキンな話が「便器メーカーの建具」にかんするものでした。衝撃的な表現ですが「的をいている」と思いました。
企業の成り立ちは重要だと思います。創業時の経営者の思いはDNAとして企業に根付いているはずです。わかりやすい表現が、「人の三井」や「組織の三菱」などに現れていると思います。
発祥の事業に対する思いは、品質の基準とするものなどに現れると思います。そこで、「便器メーカー」の場合はどうなのか考えてみましょう?リクシルは、伊奈製陶を母体企業の一つに含まれています。そのため、便器メーカーという表現がされます。
便器などの衛生器具に求められることはなんでしょうか?それは、衛生器具と言うくらいですから当然「衛生」に関することだと言えます。谷崎潤一郎は、「陰翳礼讃」の中で、便所の話をしますが衛生を重視して白くなっていく便器に関しての違和感を訴えています。この話からわかることは、「衛生」が一番最初に求められる機能だと言えます。
次に西洋型の白色の便器は、国民の衛生上の問題から一気に広める必要がありました。そのため、大量生産できることが二番目に大切なことになっていたと思われます。そして、三番目に求められたのが「耐久性」ではないでしょうか。
そうなんです、製品に関する求めることの中には、「デザイン」は出てこないのです。わかりやすい事象としては、わずか10年くらい前まで便器の形はほとんど同一のものでした。ただ、最近はタンクレスが出てくることでデザイン性を考えたトイレも出てきています。
デザイン性の必要性を感じたリクシルは、高級衛生器具メーカーの「グローエ」を最近買収しています。便器のデザインなどに「グローエ」のデザイナーを起用したりしています。今頃「デザイン」を意識し始めたのが現実です。
そこで、最初の話に戻るのですが、こう言った成り立ちの企業の建具が、デザインを重視した商品企画には適していないと考えるのも、あながち差別とは言えないと思います。便器に関しては、リクシルの商品を選ぶことは問題はありません。ただ、「建具を選ぶのはいかがなものなのか」ということを彼らの主張だと思います。
その思いはよくわかります。皆様がリノベーションの相談をすると、すぐリクシルやパナソニックのショールームに連れていかれるはずです。そこに展示されている建具を選ぶことになるのですが、果たしてその選択は正しいことなのでしょうか?
やはり、個性的な自分らしいリノベーションを考えるのであれば、建具は建具として考えてみたほうがいいのではないでしょうか?コスト重視でリクシルやパナソニックを選択するのは間違いではありません。ある意味安い商品ですから。
そこで、一度立ち止まって、リノベーションする意味を考えてみたらどうですか?
そこで考える気かけになればと、今回は建具に関してのお話を展開したいと思います。長くなりますが、リノベーションの手助けになればと思います。
建材メーカーの建具
建具のメーカーは色々とあります。
これは、リクシルのホームページにあったリノベーション向けの建具の一覧です。リクシルの考え方がよくわかるからこの写真を採用しました。
リノベーションを行うのには理由が色々とあると思います。例えば、「今住んでいるマンションんが古くなったので建具を新しくしたい」との思いの方もおられるでしょう。そう言った方にはこの建具は最適です。理由は、機能で選ぶことができるからです。
写真の上部に書いてある説明からして目的がわかりやすくなっています。左の2枚は個室向けです。個室内のプライバシーを保つために光の出入りがしないものになっています。次の2枚はリビングと廊下の間の建具です。廊下に光を入れるためにガラスのスリットが入っています。
最後の2枚は洗面所やトイレの扉です。洗面所やトイレでは換気扇を回すため、吸気口が必要なので。機能で分類してあるので建具の交換が目的の方にはわかりやすく、選択しやすいのです。
しかし、このブログを読んでいる皆様は、デザインを重視してリノベーションのことを考えたいとの思いなのではないでしょうか?そうなると、この中から選択するということはあり得ないでしょう。
建具は目立つ建材
実は、建具とは建材の中といいますか、家の中で一番目立つ建材・設備になります。
どうですか?かなり目立つと思います。このような建材をなぜ便器メーカーの作る建具で選ぶのかが理解できません。この写真の床の部分を見てください。配管のスペースのため水回りの床は上がっていて、室内に段差があります。そのため、建具の高さはその分差が出る事になります。
オーダーで作る建具ですので、高さを変えることができます。3枚の建具の上端を統一させたので美しい空間になっていると思います。建具のラインを強調すると同時に、スイッチやハンドルレバーや蝶番の高さを揃えていますので、綺麗な空間に見えるようにしてあります。
建具って必要なの?
本質論の話は、「建具って必要なの?」というものがあります。
写真を見てどう思われますか?
建具を廃止しました。その結果このような広くて清々しい空間に作ることができています。建具って本当に必要なのでしょうか?必要なところにだけ取り付けて、必要もないところに慣習的につけるのはやめたほうがいいと思います。
取り付けないだけで、コストダウンになりますので、他の部分に予算を回せます。今一度建具の必要性を考えてみませんか?
ウッドシャッターの建具
さて、そんな建具のあり方の中で、私たちはウッドシャッターというものを多用しています。機能も優れていますし、デザイン的にも優れていることが多用する理由です。
なんとなくいい感じではないでしょうか?
それでは今日はこの辺で、次回以降、このウッドシャッターに関してのお話を展開していきたいと思います。
さて、マンションは決まったが、あるいは買おう方向になっているけど、希望のリノベーションの提案がないとお悩みの方は一度ご相談ください。まずはお考えを伺うことでお悩みの本質を見つけ、最適な解を探すお手伝いをいたします。私たちには色々なアイディア持ったプロがいますので。
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今日のところはここまでで、次回をお楽しみに。
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