なぜパナソニックの建材しか選べないの?
(当社施工例)
山本さんは、使いたい建材に関して何が良いかの具体的な考えはありませんでした。ただ、新建材と言われる「パナソニック」などの建材に関しては違和感を感じていました。
山本さんが相談する人たちは、いつもパナソニックのカタログのようなものを手元にリノベーションの企画の提案をしていたようです。提案される内容は山本さんのイメージには合ってませんでしたのでフラストレーションが溜まっていたようです。
やはり、「自分で中古マンションを購入してリノベーションを行う」ということは「選ぶ」ことができると考えるものです。しかし、この「選ぶ」ということに関して大手リノベーション業者と山本さんの考え方が根本的に異なっていました。
(パナソニックのアイランドキッチン)
大手リノベーション業者の方は、「何種類かの商品の中から『選ぶ』」ということです。しかし山本さんが求めていたは「全ての選択肢の中から『選ぶ』」でした。この違いは埋めることはできません。
山本さんは、「杉の無垢」のフローリングにこだわられていました。やはり、最初に「杉」の香りの良さを感じ、その魅力の虜になると他の建材では納得がいきません。特に新建材などはもってのほかといった感じになります。
しかし、無垢材でのフローリングにする場合には、音の問題がありますので床での防音の工事が必要になります。防音工事では床をあげないといけなくなります。しかし、今回企画しているマンションは天井が低い部分があるため、床をあげると梁までの高さが1.9Mになる部分が出てきてくる問題がありました。
そこで、この天井が低くなる部分の床は杉の無垢材にせずに他の自然素材を検討しました。ここで私たちが提案したの「ウールのカーペット」でした。最初は「カーペット?」との感触でしたが、実際に私たちの事務所に敷いてあるウールのカーペットを体感していただくと「これにしましょう」になりました。
本来中古マンションを購入してリノベーションするとは「自由に選べる」ことにそのメリットがあるはずです。私たちは山本さんが求めていることで言葉にできないものを感じて提案いたしました。
「ワンポイント解説」
ーーなぜパナソニックなどの新建材を勧めるの?(工務店から見てみると)ーー
現在、新築マンションの供給が激減しています。理由はマンション用地が少なくったにも関わらず、マンション供給業者の数は減っていませんが、そのため、マンション用地の価格が高騰して、結果マンション価格が上昇することになっています。価格の上昇は売れ行きの悪化を招いています。このマンション価格の高止まりとマンション用地不足からマンションの供給は激減しています。
新築マンションの供給減少の結果、中古マンションを購入してリノベーションをする方が増えてきています。多くの工務店は、今までは分譲マンションの規定の内装工事を繰り返して行えばよかったので工事の手間はかかりませんでした。
リノベーションは一部屋一部屋で工事内容等が異なることになります。異なることで打ち合わせが必要になり、施工方法確認などで施工の手間が増えることになります。リノベーションの工事が増えるのは良いことですが、施工の手間が発生して工務店としては利益率の悪い工事になりました。
そこで、パナソニックなどの建材メーカーはできるだけ建材をモジュール化した商品の開発をしました。モジュール化で工事の手法が統一化できますので、工務店の負担は軽減され理ことになります。モジュール化は建材メーカーにしても工務店にしてもWINWINの関係が構築できる都合のいいことになったのです。
そのため、本来自由にも関わらずモジュール化された一定の選択肢の中から選ぶようなシステムになっているのです。ここには工務店と建材メーカーの意図しかなく、ユーザーであるみなさんのことは忘れ去られています。
建材は自由にしたいですよね同じタイルを使っても残念に→タイルは使い方次第
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今日のところはここまでで、次回をお楽しみに。
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前回のブログは→空間は自由に使う
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