南房総花便り【和田町・抱湖園の元朝桜 編】 | Mrs.風来坊の足あと手帖

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夕方になってしまいましたが、帰りがけに和田町 抱湖園の元朝桜の開花の様子を見に立ち寄りました。

原木は抱湖園の堰の近くに植えられてます。

【抱湖園と元朝桜】
抱湖園に咲く早咲きの寒桜が『元朝桜』。
旧暦の元日の朝に咲くことから『元朝桜』と呼ばれるようになったそうです。
抱湖園は、和田町出身の間宮七郎平と言う薬剤師が安房で花作りに成功し、半農半漁で生活の大変だった和田町の人々が、花作りによって救われることを願い、山を切り開いて花木を植える事を考えて、自ら鍬を持ち裏山の堰の回りを開墾し『抱湖園』と名付けて花木を植えました。
間宮七郎平の植えた桜が元朝桜です。
今では和田町は花作りの盛んな所で、ハウスには色とりどりの花が咲き誇ってます。


時間も遅いし山道を登らないといけないので、今日はパスします。


因みに昨年撮影した原木ですが……。これが原木です。


こちらも昨年撮影したものですが、抱湖園の堰です。


話は今日に戻りますが……。
おおっ!咲き始めてます。






抱湖園から見下ろす和田町の風景。花園海水浴場付近ですが、童話『浜千鳥』が生まれた場所でもあります。


もう少し咲き揃ったら、桜並木になりそうです








このベンチに座ってみる風景が……。


こちらです。
遥か遠くに広がる太平洋の海と田舎の街並みと元朝桜……。


小山の斜面には蘇鉄が沢山植えられていて、これもまた楽しい風景です。


来週辺りはもっと元朝桜が咲き揃っていそうですよ。
一足早い桜のお花見なんて、いかがでしょうか?

(END)