鴨川市内浦【岩高山 日蓮寺】前編 | Mrs.風来坊の足あと手帖

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千葉県を中心に、休日散策の記録を書いてます。
最近は御朱印収集に目覚め、神社仏閣巡りにもはまってます。

散策以外にモノ作りや日々の呟き事等も書いてます。
よろしくお願いします。

今日は七福神巡りに行こうと思っていたのですが、一番目のお寺さんで道が大渋滞で車が全く前に進まず……。これは全てを回って御朱印を集めるのは無理そう……。すっかり気持ちが萎えてしまいやめることにしました。根性無しです。(笑)
お正月過ぎると御朱印を集めることは出来ないかもしれませんが、混雑が落ち着いた頃に、ゆっくり巡ってみようかなと思ってます。
今年は無理そうですが、いつか徒歩で巡れる七福神巡りをチャレンジしてみたいなと思いました。宝船に七福神人形を集めるのも楽しそう……。その時のために、色々下調べしたいと思います。

……。と言うことで、今日はずっと気になっていた標高は大した高さでは無いのですが、傾斜の険しい昼間でも薄暗いこんもりとした山の中にある『岩高山 日蓮寺』に行くことにしました。  

山の麓に駐車場があり、お寺までは階段を登る道しかありません。

階段脇にあったお寺の案内板


《岩高山 日蓮寺について》
この場所は1264年11月11日、故郷に帰り布教されていた日蓮聖人が、小松原で襲撃を受け額を刀で切られ傷を負いながらも死地を脱し夜道をかけ山道に入り、谷間の湧き水で傷を洗いこの近くの洞窟に避難し、法華経を唱えながら洞窟の中の砂岩を削り傷につけて養生した所で、ここの岩砂の不思議な効によって血は止まり、傷の痛みも消えたと言う場所で、後に日蓮聖人の弟子が避難養生の跡を記念して小堂を建立したそうです。

お市と言う老婆が傷を負った日蓮聖人を発見して、傷の手当てをして、自分のかぶっていた綿帽子を供養したところから、剣難除けの祖師堂又は、御綿帽子のお祖師様と呼ばれているそうです。


駐車場からこの階段を上っていきます。

 
階段の途中で日蓮聖人疵洗いの井戸がありました。




井戸の中は、今でもこんこんと水が湧いています。
飲料も出来るようで、水を汲む小さなバケツ以外にコップも置かれてました。


水を頂きました。


近くには南無妙法蓮華経の塔がありました。
その回りには水仙が咲いてます。




まだまだ上へ上っていきます。


日蓮聖人が養生した岩洞窟の跡です。


岩洞窟入り口にはお堂が建てられて祀られてます。


こちらが本堂。


庭には霊橙と書かれた看板が……。
どんな言い伝えがあるのかは分かりませんでした。


後編に続きます。