南房総市富浦町 大房岬ウォーキング | Mrs.風来坊の足あと手帖

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千葉県を中心に、休日散策の記録を書いてます。
最近は御朱印収集に目覚め、神社仏閣巡りにもはまってます。

散策以外にモノ作りや日々の呟き事等も書いてます。
よろしくお願いします。

今回は南房総市大房岬散策です。お天気も今一つでしたので3km程のミニウォーキングになりました。

ウォーキングマップ


大房岬にはオオシマザクラやソメイヨシノなど約250本の桜が植えられているそうですが、花の時期を逃してしまい、殆ど葉だけの状態でした。ですが、道に落ちた花吹雪がとても素敵で、花吹雪の小道を歩くのもまたいいものでした。


展望台からの眺望。右手は南無谷岬、西ヶ崎、鋸山、沖の方に見えるのは久里浜。横須賀火力発電所の煙突も見えました。


八重桜が咲き始めてます。


こんもりした所は幕末の大砲跡(土台跡)。江戸末期黒船来航の海防の為に、江戸湾岸に放題を設置。
大房岬にも上段3門、中断5門、下段5門の合計13門の大砲が据えられたそうです。


長いお手製の階段を下って、弁財天の洞窟へ…。


弁財天の洞窟
約1300年前、人々を苦しめた海賊が捕らえられてこの洞窟に閉じ込められてのを、滋覚大師に助けられ、金の竜になって天に昇り、その抜け出した跡がこの洞窟に鳴ったと言う伝説が残ってます。
洞窟は那古天の洞窟まで続いているとか様々な説があるそうです。(どのぐらい続いているかは確かめられおらず、不明のようです)


祠がありました


洞窟から更に降りて岩場の海岸に出ました。


前方に見える島は『増間島』です。
昔三芳村増間と言う村で、雨が続き川水が増量して川の真ん中の島に祀ってあった水神様が島ごと流されてしまい、探してみれば、大房岬の突先まで流されてしまい、縄をつけて引っ張って持って帰ろうとしたけれど、全く動かなかったので、増間島と名付けて村に戻ったと言う伝説があります。
毎年正月と秋祭りには村人がお参りにやって来るそうです。
どう見ても引っ張って動くサイズじゃないし、ここまで流されたなんて!とても面白いです。
あり得ないと思えるのですが、そういう話の残る場所って、神秘的にも感じます。


帰りはまた長い階段を上って…。道がガタガタで気を付けながら…。


旧日本陸軍の要塞跡です。
中は薄暗く、時間も遅かったのでちょっと中に入る勇気が出ませんでした。
こちらの散策はまた次回の課題と言うことに…。(^o^;)


ビジターセンターの横の要塞跡は倉庫として使われてました。
昔は火薬庫や兵器庫等に使われていたようです。