南房総市和田町 黒滝ウォーキング | Mrs.風来坊の足あと手帖

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最近は御朱印収集に目覚め、神社仏閣巡りにもはまってます。

散策以外にモノ作りや日々の呟き事等も書いてます。
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今日は和田町黒滝ウォーキングです。
黒滝は和田浦ハイキングコース 花嫁街道・花婿コース(一周13.5km)のルートのなかにあり、昨年夏にこのコースを歩いた時に行ったのですが、その時には日もどっぷりと暮れ手探り状態で黒滝に到着、慌てて下山、帰路についた状態で、あまりにも不気味でゆっくり見るような状況じゃなかったので、今回の目的地は黒滝だけに絞ってゆっくり見ることにしました。
花嫁街道ですが、昔、山間集落の上原部落と海辺の集落との交流の道(塩汲み、生活物資運搬、学校への通学など)だった場所で、花嫁行列もここを通って嫁いだことから『花嫁街道』と呼ばれるようになったそうです。

今回のウォーキングマップ


国道近くの無料駐車場に車を置いて、歩いてすぐのところにお花畑が広がってました。
和田町は花作りの盛んな所で、花栽培用のハウスが沢山あります。

ポピーが沢山


単線で長閑な景色です(花園第二踏み切りより)


こちらはキンレンカの花畑


道路は舗装されてて歩きやすいです。
あちこち猪捕獲用の罠を見かけました。猪、鹿、キョンが増加しているらしいです。


ここが黒滝入り口


黒滝の滝壺右上の洞窟は向西坊が入定した洞窟があります。


こんな森のなかを歩いていくと、心地よい水音が聞こえてきます。まもなく黒滝です。


滝から流れる川の水。木道や飛石を渡ります。




岩肌からチョロチョロと水が染み出して流れ落ちてました


黒滝
長者川の中流、落差15mの滝だそうです。


向西坊入定窟
向西坊は、赤穂四十七士の一人片岡源五右エ門高房の家僕で、四十七士が切腹自裁の後手厚く弔い全国行脚しこの地にたどり着き、黒滝を愛し村人からも慕われ静かな晩年を送っていてそうですが、自分の天命を知ると滝の側の岩穴に入り入り口を閉じて食を断ち、念仏を唱えながら入定したそうです。
入定とは、五穀を断って即身仏(ミイラ)になること。ですが、その後どこに祀られているのかは調べましたがちょっと分かりませんでした。
温暖な気候で湿度も高く即身仏になれなかったのかも知れません。


謂れは分かりませんでしたが、不動明王も別の岩穴に祀られてました。


何故かこんな季節に紅葉が…。
後で分かりましたが『春もみじ』のようです。綺麗でした!


帰り道、駐車場近くにこんな手作りの休憩所がありました。入り口の立て札に『どなたでもご自由に休んで下さい』と書かれてました。


可愛らしいオブジェが色々


本日のウォーキング結果
7978歩、4.55kmでした。