今日、ZOOMでのリウマチ教室(神戸大学)に
参加させていただきました。
「今年のリウマチ治療の展望」ということで、
リウマチ薬の変遷や今後の動向など。
メトトレキサートが中心なのは変わらないけれど、
生物学的製剤やJAK阻害薬の種類が増加。
私がリウマチを発症した当時は、
メトトレキサートがまだ承認されておらず、
痛み止めやステロイドでしのいでた。
今は良き時代になったと思う。
私の場合は、既にあちこちの関節が破壊されているので、
そこそこの治療でええかな、と思う。
今は、リウマトレックス(メトトレキサート)に
イグラチモドを併用することで、
リウマチの炎症が落ち着いているので有難い。
生物学的製剤もJAK阻害薬も使ったことはないけれど、
いずれお世話になる可能性もある。
ちょっとだけ、覚書として
生物学的製剤は種類によって作用点が違うが、
効果や副作用は大差がない。
JAK阻害薬は、代謝経路が腎臓と肝臓のものがある。
JAK阻害薬は生物学的製剤よりも分子が小さく、
細胞の内側で作用することができる。
2022年12月に承認されたナノゾラ(オゾラリズマブ)は、
生物学的製剤の中では分子が小さい。
ラクダの抗体を使用。
2024年1月にオートインジェクターを発売。
ちなみに、私が飲む1週間分の薬。
日曜日に1週間分をセット。
月曜の朝と夜に、
リウマトレックスを2カプセルずつ。
今回のお話では、
メトトレキサートの注射剤メトジェクトは、
飲み間違いを防ぐために開発されたそうな
メトトレキサートは、決められた日だけ飲む薬。
なのに、誤って毎日飲む患者さんがいるらしい。
注射剤が出たのは、
ムカつきをなくすため、と思ってた。
飲み薬よりは緩和されるらしいけど、
全くなくなるわけではないとのこと。
どのみち、自己注射は怖くて無理やけどね(笑)