「眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話」
小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)著 (2020年)
眠れなくなるほど面白いかどうかは別として(笑)
分かりやすいです。
覚書として、まとめさせていただきます。
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自律神経とは?
「交感神経」と「副交感神経」に分かれ、
乱れると、身体や心に影響を及ぼす。
自分の意思でコントロールできないが、
自律神経のバランスを整えるように、
働きかけることは可能。
<正しい生活習慣>
夜中にピークを迎える副交感神経は、
徐々に交感神経優位へ移行。
朝は余裕を持って、早めに起きる。
起き抜けに、コップ一杯の水を飲むことで、
腸が刺激され、自律神経が整う。
夕食は就寝の3時間前までに済ませ、
就寝の30分前にはスマホやテレビを見ない。
深くゆっくりとした呼吸は、
副交感神経の働きを高める。
1:2の呼吸法を1日に1回、3分間行う。
吸う時は、鼻から3~4秒かけて息を吸って、
吐く時は、すぼめた口から6~8秒かけて吐きだす。
食事は、1日3食で、5~6時間おきがベスト。
自律神経の原料はたんぱく質。
動物性たんぱく質+抗酸化成分を摂る。
<メンタルケア>
対人ストレスは自律神経のバランスを崩す原因になる。
自分に向けられる評価や他人の目から距離を置き、
関知しない。
<適度な運動>
自律神経にとって必要なのは、
体が温まり、血流が良くなる運動。
ウォーキングやスクワットなど。
「図解 自律神経の話」より