「たましいに向き合う 河合隼雄」

 河合俊雄氏監修 別冊太陽(2023年)

 

 

この本は一定期間は貸し出し禁止。

 

予約しておいたのを移動図書館で受け取りました。

 

豪華な本のページをめくると、

美しい写真と河合隼雄先生の言葉が音譜

 

 

心理療法で最も大切なことは、

二人の人間が共にそこに「いる」ことであります。

 

その二人の間は「治す人」と「治される人」として

区別されるべきではありません。

 

二人でそこに「いる」間に

一般に「治る」と言われている現象が

副次的に生じることが多い、

というべきなのでしょう。

 

(「ユング心理学と仏教」1995年)

 

 

河合先生は日本初のユング派分析家で、

心理療法の第一人者。

 

この本を読んで、先生の生い立ちや、

臨床心理学者になられた経緯を知った。

 

河合先生は箱庭療法を広めた方。

 

 

 

河合先生が京都に構えていたオフィスの

箱庭療法の部屋。

 

中央に置かれた砂箱に、

周りのミニチュアを置いて、"何か"を作っていく。

 

(「たましいに向き合う 河合隼雄」より)

 

 

私が河合先生のお名前を知ったのは、

最相葉月さんの「セラピスト」を読んだのがきっかけ。

 

2016年3月に書いたブログですが、

よろしければどうぞ。

   ダウン

最相葉月さん著「セラピスト」 | arisiaのつれづれなるままに (ameblo.jp)