佐藤理仁先生(さとう埼玉リウマチクリニック院長)
「専門医がやさしく教えるリウマチの治し方」(2022年)
ちょうど移動図書館で借りたので、
昨日、病院での待ち時間に読みました。
この本を読みながら、
リウマチを発症した当時のことを思い出した。
私が発症した25年前は、
痛み止めとステロイドや免疫調整剤が主流。
メトトレキサートはまだ認可されてなかったので、
使う場合は大きな病院に行く必要があった。
著者の佐藤先生は医師になられて14年とのこと。
この本の中で先生は
「ちょうどこの頃に、リウマチの治療は大きく変わりました。
かつてリウマチの治療の中心だったのは、
入院や手術のできる大きな病院でした。
それが今では、リウマチを専門とする医師のいるクリニックへと
移行してきています」
と書かれている。
私が発症した当時は最後の切り札と言われたメトトレキサートが、
今では第一選択薬。
私がMTX(メトトレキサート)を使い始めたのは、
発症して5年後。
リマチルとアザルフィジンが効かなくなり、
CRPが3~4に上昇。
MTXが認可になったので、
最初は少量からスタート。
当時の上限である8ミリまで飲んでも、
効果が感じられなかったけど、
ずるずる使うしかなかった。
まだ生物学的製剤は開発中で、
私にはもう使える薬がなかったので![]()
1年以上経った頃から、CRPは1~2くらいに。
効果が出るまでに、随分かかりました(笑)![]()
ちなみに、私は生物学的製剤は使ったことがなく、
今はMTXとケアラム(免疫調整剤)を併用してます。
私のことはさておき(笑)![]()
本の中から、少し抜粋させていただきます。
(本文のママではなく、まとめさせていただきました)
<リウマチが「良くなる人」と「良くならない人」の
たった一つの違いとは>
自分が「リウマチである」と知ったときに、
「あ、そうなんだ。ならばしっかり治療していこう」
と前向きに受け止められる患者さんは、治りが早い。
<リウマチになったのは、あなたの責任ではありません!>
糖尿病や高血圧のような生活習慣病では、
「自分の生活のせいだ」と考えるかもしれませんが、
リウマチに関しては全くないので、自分を責めない。
<そもそもリウマチってなに? 原因はあるの?>
リウマチは、免疫細胞が関節を攻撃する病気。
なぜ攻撃するのか、はっきりとは解明されていませんが、
遺伝的な要因に、ストレスや細菌・ウィルスへの感染といった
環境的な要因が加わることで起きると考えられている。
環境的な要因では、喫煙と歯周病があげられる。
<明暗を分けるのは、主治医と協力して
積極的に治療に取り組めるかどうか>
治療へのこだわりがありすぎる患者さんや、
逆に、医師の指示に一方的に従ってしまう患者さんは、
治療がうまくいかないことがある。
一番良いのは、患者さんがご自身の気持ちを伝え、
医師も治療方針をきちんと伝え、
お互いが理解しあっている関係。
<痛みが残り手足の変形が進んでしまう人に共通する
「あること」とは?>
リウマチは症状がよくなっても、
治療が完全に必要なくなる"完治"はありません。
薬の副作用が気になったり、
症状がよくなったから減らしたいというときは、
自己判断せずに主治医に相談すること。
「専門医がやさしく教えるリウマチの治し方」より

