録画しておいた「准教授・高槻彰良の推察」の最終話を昨日やっと見ました。

 

「呪い」という文字が出てきたので、書き留めさせていただきます。

 

―このドラマのあらすじ―

8年前、怪しげな夏祭りに迷い込んだことがきっかけで、人の嘘を見抜く能力を持ってしまった青年・深町尚哉は、周囲と距離を置いて過ごしていたが、ある日大学准教授・高槻彰良との出会いを機に、怪異現象にまつわる事件に、巻き込まれることになる。(Wikipediaより)

 

 

嘘を見抜く能力なら、あるほうがええやんって、思うけど、それは孤独になるってこと。

 

昨日の最終話は、深町青年がそれまで封印していた記憶をたどり、

真実を探るため、高槻準教授とともに故郷にもどる。

 

青いちょうちんの中で、行われる盆踊り。

(准教授・高槻彰良の推察より)

 

それは死者が戻ってくる「のろいの盆踊り」という言い伝えがあり、

見てしまったものは、代償を払わなければならない。

 

子供の頃、この盆踊りに迷い込んだ深町は「孤独になる」という代償を払った。

 

―高槻準教授の言葉より―

 

「のろい」は「のろわれた」と思い込んだら負け。

 

「呪い」という字は、「のろい」とも読むけど「まじない」とも読むんだよ。

恨みを持ってこの世に戻ってきた死者の霊は、「のろい」かもしれないけれど、

ときおり生きた人間を慰めるために戻ってくる霊もあるんだよ。

亡くなった人に会いたい、と「まじなう」ことで、死者が帰ってくる。

 

 

この言葉に、加門七海さん監修の「呪術の日本史」を思い出しました。

 

以前ブログにアップした中から、今一度、抜粋させていただきます。

 

 

「呪い」は人を幸福にも不幸にもする。

 

「呪い」には「のろい」と「まじない」の2つの読み方がある。

 

「のろい」は恨んだり憎んだりする相手に災厄があるように、

人間よりも目にみえない上位の存在(神仏や悪魔など)に祈ることである。

 

また「まじない」は人間よりも上位の存在に災厄や病気を除いたり、

運の変更を願うものである。

 

「呪い」には災厄を与えたり除いたりする、両方の意味が込められているのだ。

 

人間が人間である限り、「呪い」から逃れることはできない。

 

人々への嫉妬や憎しみ、病気や老いへの恐れ、そのような「負の感情」に対して、

人々は呪術を使ってきた。

 

「呪術の日本史」より