中野信子さん著「サイコパス」

 

 

 

だいぶ前に予約してたのですが、やっと順番が回ってきました。

 

サイコパスというと、普通では考えられないような残酷な殺人を侵す人、というイメージが

 

確かにもともとは、反社会的な人格を説明するための診断上の概念だそうです。

 

でも、この本を読んで驚いたのは、冷酷で残忍な殺人犯ばかりではなく、

弁護士とか外科医のような職種の人にもサイコパスが多い、ということ。

 

100人に一人程度はサイコパスが存在し、人類の種の繁栄のためには

必要な存在でもあった、ということ。

 

そして、サイコパスとはシロかクロかというようなものではなく、

グレーゾーンのような広がりで分布していることがわかってきているらしいです。

 

サイコパスの特徴について書かれた部分、

<脳科学が明らかにする「あなたの隣のサイコパス」>より

抜粋させて頂きます。

 

 

      *~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

*サイコパスの特徴

 

・外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである。

 

・恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々として見える。

 

・多くの人が倫理的な理由でためらいを感じたり、危険に思ってやらなかったりすることも平然と行うため、挑戦的で勇気があるように見える。

 

・お世辞がうまい人ころがしで、有力者を味方につけていたり、崇拝者のような取り巻きがいたりする。

 

・常習的にウソをつき、話を盛る。自分をよく見せようと、主張をコロコロと変える。

 

・ビッグマウスだが飽きっぽく、物事を継続したり、最後までやり遂げることは苦手。

 

・傲慢で尊大であり、批判されても折れない、懲りない。

 

・つきあう人間がしばしば変わり、つきあいがなくなった相手のことを悪く言う。

 

・人当たりは良いが、他者に対する共感性そのものが低い。

 

 

すべてのサイコパスが悪人であり犯罪者予備軍というわけではありません。

 

「サイコパス=犯罪者」といったレッテル貼りは非常に危険です。

 

しかし、彼らの性質を知らないと、ときには悪意を持ったサイコパスに都合よく利用されてしまうおそれがあります。

 

サイコパスは口が達者で、おそれを知らず果敢に行動します。

 

そのふるまいは、しばしば魅力的に映るため、

本質を知らないままファンになってしまう人も、少なくありません。

 

閉塞感のある社会ではなおさら、その人の行動は世の中に風穴をあけてくれるような、

爽快な感じを人々に与え、人気はより高まります。

 

このように、彼らは周囲の人々を強く惹きつける力を持ち、巧みに他者を利用します。



                                       🍀「サイコパス」より