先日、「ガラスの仮面展」で懐かしい思い出に浸り、友達と楽しいひと時を過ごしました。
その友達から、こんな美しい蠟燭をいただきました。
蠟燭に添えられた説明書きの一部です。
母のことを思ってくれた友達の気持ちがうれしくて。
ただ、残念ながら実家の仏壇は、もう閉眼供養をしてしまいました。
「申し訳ないけど、うちのお仏壇にお供えさせてもらうね。
実家のお位牌はないけれど、拝む時は心の片隅で一緒に拝んでいるから。」と、私。
お仏壇は、いつもほぼ高野槙なので、暗い感じ。(お花は日持ちが悪いので
)
早速、菖蒲の絵蠟燭を立てると、明るい感じに。(火はつけません)
四季折々のお花が描かれているので、季節ごとに取替えるのが楽しみ(*^-^*)
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ちょっと話が長くなりますが、実家のお墓とお仏壇のことを書きます。
私も姉も長男と結婚しているので、実家を継ぐ人がいません。
去年の秋、実家の檀家寺が共同供養塔を建てました。
母は「供養塔ができてよかったわ。これで墓じまいができる。」と、言いました。
私は「そんな寂しいこと言わんといて。私がお参りするやん。」と、言ったのですが、
母は「お墓がある、ということは、檀家としてお寺さんとお付き合いしていかなあかん、ということやねん。お寺にも、あんたらにも、迷惑かけられへん。」
なので、母の思い通り、墓じまいをして、お位牌をお寺にお任せすることにしました。
お墓やお仏壇を片付ける時、実家のご先祖様に申し訳ない気持ちと、寂しい気持ちでいっぱいでしたが・・・
供養塔には、〇〇家先祖代々、父と母の俗名と戒名を刻んだプレートをはめ込んでいただきました。
先祖代々のお位牌は、100年以上過ぎてるので、お焚き上げ。
祖父母と両親のお位牌は、お寺で永代供養をしていただくことになりました。
早く片付けすぎたかな、と、寂しい気持ちになることもありますが・・・
空き家になった実家に置くよりは、お寺の本堂なら、いつもお経を聞けるし、
母が望んでいたことなので。
母の月命日には、供養塔にお参りします。
主のいなくなった実家ですが、今年も紫蘭が咲きました゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



