先日、新聞に阿修羅像のことが載っていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/a5/01/p/t02200309_0285040013511641586.png?caw=800)
復元すると、もとはこんなに真っ赤だったとか![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
私は今のほうが好きです。
親しみがあるからでしょうね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/3a/11/p/t02200209_0700066513511641867.png?caw=800)
私はお寺や仏像が好きですが、阿修羅像は一番好きです。
数年前、阿修羅像が東京でお披露目されてから、
阿修羅ブームが起きました。
私としては嬉しくもあったのですが、
恋人をとられたような複雑な気持ちも(笑)
阿修羅像を語るとなれば、萩尾望都さんの漫画のことを
書きたくなります。
「百億の昼と千億の夜」の原作は光瀬龍さんです。
萩尾望都さんの阿修羅を見た時、衝撃が走りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/9a/a6/p/t02200292_0444058913511641587.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/35/0e/p/t02200291_0438057913511641588.png?caw=800)
終章の阿修羅の苦悩する場面が、
興福寺の阿修羅の苦悩している表情と重なります。
最終章の阿修羅が転輪王に問いかける場面より
転輪王「この内の世界では二千億年の昔、
原初の時点から時は流れ始め
二千億年のかなたでやむ。
しかし、それすら外の世界の無限の広がりに
比べれば、超時間のほんの切片だ・・・」
阿修羅「‘シ”とは二千億年すら一片となす無限の時を
支配する超越者のことか?」
転輪王「阿修羅よ
すべての時にも人の心にも願いは常にあった。
願いとは・・・
なんだったのだろうか?
神・・・
超越者にとって、われわれや宇宙はなんだったのか?
われわれの
存在の意味とは?
私は、ある時幻を見た・・・
見たと思う。
それがなにかはわからない。
それをお前に見せよう・・・
それを見た後でどうするかは・・・
おまえが自分で道を選ぶがよい。
元来た道をもどって行くか
さらに先に進むかを」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/d5/d5/p/o0783058513511641868.png?caw=800)
阿修羅「転輪王・・・!
あれらは何者だ・・・!
わたしたちはなんなのだ
どうすれば真の道へ行けるのか
この世界の外にさらに大きな世界の変転があり
さらにその世界の外に世界が
そしてまたその外にも
さらに永遠に世界が続くのなら
私の戦いはいつ終わるのだ・・・?」
ーすでに還る道は無い
また新たなる
百億と千億の日々が始まるー
🍀「百億の昼と千億の夜」より
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/a5/01/p/t02200309_0285040013511641586.png?caw=800)
復元すると、もとはこんなに真っ赤だったとか
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
私は今のほうが好きです。
親しみがあるからでしょうね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/3a/11/p/t02200209_0700066513511641867.png?caw=800)
私はお寺や仏像が好きですが、阿修羅像は一番好きです。
数年前、阿修羅像が東京でお披露目されてから、
阿修羅ブームが起きました。
私としては嬉しくもあったのですが、
恋人をとられたような複雑な気持ちも(笑)
阿修羅像を語るとなれば、萩尾望都さんの漫画のことを
書きたくなります。
「百億の昼と千億の夜」の原作は光瀬龍さんです。
萩尾望都さんの阿修羅を見た時、衝撃が走りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/9a/a6/p/t02200292_0444058913511641587.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/35/0e/p/t02200291_0438057913511641588.png?caw=800)
終章の阿修羅の苦悩する場面が、
興福寺の阿修羅の苦悩している表情と重なります。
最終章の阿修羅が転輪王に問いかける場面より
転輪王「この内の世界では二千億年の昔、
原初の時点から時は流れ始め
二千億年のかなたでやむ。
しかし、それすら外の世界の無限の広がりに
比べれば、超時間のほんの切片だ・・・」
阿修羅「‘シ”とは二千億年すら一片となす無限の時を
支配する超越者のことか?」
転輪王「阿修羅よ
すべての時にも人の心にも願いは常にあった。
願いとは・・・
なんだったのだろうか?
神・・・
超越者にとって、われわれや宇宙はなんだったのか?
われわれの
存在の意味とは?
私は、ある時幻を見た・・・
見たと思う。
それがなにかはわからない。
それをお前に見せよう・・・
それを見た後でどうするかは・・・
おまえが自分で道を選ぶがよい。
元来た道をもどって行くか
さらに先に進むかを」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151214/18/arisia21/d5/d5/p/o0783058513511641868.png?caw=800)
阿修羅「転輪王・・・!
あれらは何者だ・・・!
わたしたちはなんなのだ
どうすれば真の道へ行けるのか
この世界の外にさらに大きな世界の変転があり
さらにその世界の外に世界が
そしてまたその外にも
さらに永遠に世界が続くのなら
私の戦いはいつ終わるのだ・・・?」
ーすでに還る道は無い
また新たなる
百億と千億の日々が始まるー
🍀「百億の昼と千億の夜」より