作:杉原理生
イラスト:木下けい子
幻冬舎(ルチル文庫)
2008.3
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


高校からの友人、矢萩は社会人になった今でも必ず週に2回水森に電話をかけてくる。
とりとめない話をするだけのこの習慣はすっかり水森の生活に組み込まれてしまった。
水森がそんな矢萩がゲイであることを知ったのは高校生の時だ。
「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」と言い放った男の真意がつかめないまま、付き合いを続ける矢萩だったが……


特別だからこそ好きにはならない。
高校時代からの友人だった二人の静かなお話。
にぶにぶの受(主人公)と異様に我慢強い攻というメイン二人のキャラクターのせいでなかなか話が進まなくてじりじりする。
あまり派手さはないけれど後からじんわりくるお話です。


なんていうか、矢萩はもうちょっと報われてもいいかなあという気がします。
じゃないとなんだか危険な方向(ヤンデレ?)へ進化しそうなので。
むしろそれはそれで楽しいなあなんて思ったりもしますが、そうはならないのが矢萩の矢萩たる所以かもしれません。

ちぇ。


スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)/杉原 理生

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