作:榎田尤利

イラスト:石原理

太陽図書(SHYノベルズ)

2007.11

超個人的評価:★★★★+☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


若くしてヤクザの幹部をつとめる男、沓沢はホテルのプールで美しい青年と出会った。

彼の名前は板東核、兄弟で運び屋をやっている。

核に興味を惹かれた沓沢は急速に近づこうとするが、するりとかわされて……

沓沢と核の出会い編、沓沢の部下、杣の日常を追った短編と、物語その後の二人。

アダルトカップルだらけの番外編。


気づけばこのアダルトカップルにどっぷりはまっていた私になんて優しい一冊!

作者ありがとう。

出会い編の核がロンゲなのにちょっとびっくりした。

プールのジャグジーに浸かる核をみて人魚って沓沢さん結構詩人ですね!!(笑)

強引なヤクザの沓沢に対して年下の核が一歩も引いていないというかむしろ押せ押せなのが良いです。

襲い受け!!

かわいい受ももちろん好きですが、男前な受にはときめきます。だからこその男同士ですから。


短編の杣さんがカワイイです。

突然与えられた休暇にとまどうヤクザ。

ちびっことの会話はいっそ萌えます。

ヤクザは食べられません。


そしてそして、お待ちかねの後日談ですよ。

事件を終えて、南の島へと休暇にやってきた一行。

2カップル+杣でわいわいやっていた時間を過ぎ、島には二人だけが残った。

自分の気持ちを自覚しながらも前に進めない核。

核は自分の気持ちとか葛藤とかひねくれっぷりを自覚しているのがまた切ないんだよ。

ストーリーとか、核が沓沢への気持ちを自覚するきっかけとかは正直ベタだと思うのですがもうそれすらも愛しい。

末永くお幸せに。

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