作:藤原瑞記
イラスト:深遊
中央公論社(C☆NOVELS)
2006.6
超個人的評価:★★+☆☆☆
- 刻印の魔女 (C・NOVELSファンタジア)/藤原 瑞記
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魔女のウォレスに救われて弟子になった少女トリシャは、ある日突然姿を消してしまった師を追って旅にでた。
同じ頃、辺境で発生した魔導師の惨殺事件。
魔導師たちを監視する、魔導師協会の長、タラはさっそくこの事件の犯人に追っ手として若き魔法使いジャックを差し向けるが……
話が軌道に乗って情況や世界観がつかめるまでが酷く長い。
そのため中々集中して読み進めなくてちょっと苦労した。
魔法使いに対する偏見の歴史とか、それを踏まえた上での陰謀とか未来とか、そのあたりがテーマになっているのはわかるんだけど、そちらの説明の比重があまりにも大きくて、キャラクターがやや置いてきぼりにされてしまっている感じがした。
逆にもっとキャラクターを全面に押し出してラノベ!!って感じで、情況は後からついてくればそれで十分だと思うんだけど。
主人公の師匠を助けたいって動機はわかるんだけど、さらに彼女を助けようとするジャックの意図がわかりにくい。
彼が彼女に執着する理由もいまいちよくわからないし……
しかし、一番キャラクターが立っているのが使い魔のいたちってどうよ。
結局なんだったの?というのが一番正直な感想かもしれません。